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【2024年4月】今月読んだ本

◎読書まとめ(年・月)
◎読書まとめ(年・月)

今月読んだ本のダイジェスト。

某所にアップした
1冊300字弱の本の感想に
追記したりしなかったりしたもの。

感想は基本的に
所感 → 得た知見 or 気になる言葉
の順で書いている。
“◆”以下が得た知見や気になる言葉

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【森博嗣】何故エリーズは語らなかったのか? Why didn’t Elise speak?

感想記事はこちら↓。

本作のリアルとヴァーチャルの関係は、人形式モナリザで語られていた(はずの)人間と人形の関係に似てると思った。「現物の模倣が現物を超えて理想形になる」的な。なので「ヴァーチャルがリアルに近づいている」っていう本編締めの一節は「リアルみたいによくできたヴァーチャル」が「ヴァーチャルみたいに綺麗なリアル」に変わりつつあるってことかと。この流れに従えば、リアルでの「理想の死」っていうのは、作中でエリーズが試みたように世界からその人の痕跡を消すことになる。そうなると「死者を偲ぶ」的な概念が無くなって趣?がないと思うけど、そう思うことがトランスファが言う「人間らしい」ってことなんだろう。

【犯罪学教室のかなえ先生】世の中の8割はどうでもいい。: 頑張ってもうまくいかない人生を変える思考術

感想記事はこちら↓。

8割の他人事は無視して2割の自分事に注力すると楽に生きれますよ、という本。ボクには回りくどかった。他人事を無視できない人の思考が特に何度も書かれている。「わかりやすく言うと~」の後が大抵分かりにくい笑。ダブスタを勧める所は、基準の対象はどちらも自分で、相手を対象としてはダメだと強調しないと(誤解して「自分は良くて他人はダメ」を主張する厄介者発生装置になりかねないので)危険だと思った。

◆ヤバい人の例:
 ①勝手に期待する
 ②勝手に裏切られた気になる
 ③怒り散らかす
◆外から観察可能なのが③からなのが厄介
 →既に当人の中で怒りの正当化やこじつけが完了済→解決困難

炎上中の人に読ませたい本だった。でも彼らの中では「正常なのが自分で、おかしいのは相手」は確定なんだろうな。必要な人に限って届かないってやつ。ていうかネットの炎上案件を知ってたり、そんな他人に「本書を読ませたい」とか言っちゃうボクは、もう少し自分事に注力した方がいいのかもしれない。

それでは~

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