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【2023年8月】今月読んだ本【3冊】

◎読書まとめ(年・月)
◎読書まとめ(年・月)

某所にアップした
1冊300字弱の本の感想に
追記したりしなかったりしたもの。

感想は基本的に
所感 → 得た知見 or 気になる言葉
の順で書いている。
“◆”以下が得た知見や気になる言葉

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【comugi】デジタルテクノロジー図鑑 「次の世界」をつくる

ボク判定で、本書は図鑑ではない。オマケしても図解って感じ。内容は半分以上ブロックチェーン(BC)関連の内容。わかった気にはなれたので満足。これまで読書記録は読書メーター(web2)につけてたけど、それは読メ(とアマゾン)に得させてるだけなことに今更気づいた。Web3では自分にもメリットが出てくるようになるっぽいけど、読メが今後web3に遷移していくようには思えないので、自分のブログ(web2)でも読書管理するようにしよう(ってことでこのブログにも感想を載せるようにした)。ボクにはBC技術が一般大衆に受け入れられる未来が想像できない。ってことはまだ先行者利益が得られる時期なのかも?

【ヒロシ】ヒロシのソロキャンプ-~自分で見つけるキャンプの流儀~

予約した本の受け取りついでに棚から選んだ本。ヒロシってすごく懐かしい。噂には聞いてたけど、今はソロキャンプで有名になっているらしい。本の感想は、所々に表れるネガティブ感、陰キャ感がとても好きの一言に尽きる。あと最後の最後に、ヒロシの本名にヒロシ成分が皆無であるという大どんでん返しをくらったのもよかった(特大ネタバレ)笑。それと、焚火会メンバーの中で太ちゃん氏だけ異色で草。結果として人が集まった「みんな」と、人が集まることありきの「みんな」は意味が全然違うよなぁ。

◆ボクの天敵である大学生リア充キャンパーグループ
◆昔の人の言葉をありがたがる人もいるが、僕は何でもかんでも信用しないでおこう
◆自分にとってベストならそれが正解
◆他人に聞くな、悩め!
◆「みんなで」を捨てたのに「みんなで」ソロキャンプをやっている

太ちゃんについて

本書を読んで印象的だったのは「太ちゃん」の存在。氏の本業での活躍は全く知らないので本書に書かれている情報が彼について僕が知るすべてで、それは以下の通り。

ヒロシがつくった、それぞれがソロキャンプをする集団である焚火会において、

  • お化けが怖くて1泊もしたことがない似非ソロキャンパー
  • メンバーからご飯や道具をたかる寄生虫キャンパー
  • お化けが怖いからという理由でソロキャンプをしない
  • 手ぶらで来てごはんをたかる
  • 平気で遅刻する
  • ヒロシの車にションベンを漏らす
  • キャンプに対して全力に前のめりではない

ここまで書かれているのに焚火会に属し続けているということは、それなりの理由があるはず。人徳ってやつなのかな?いや、しがらみってやつかもしれない。

人徳だとすれば、太ちゃんは「人付き合いの面倒くささを金で買う」の逆をやっていることになる。すごい。しがらみだとしても結局「人付き合いの面倒くささを金で買う」の逆をやっていることに変わりはなく、そこに「周りから鬱陶しがられてることを意に介しない」という特性がプラスされるわけだから猶更すごい。

仮にここに書かれている情報が太ちゃんに関する全てだとしたら、僕がヒロシの立場なら自分が創設者とか関係なしに自分が焚火会から抜ける。あるいは解散する。焚火会は、2020年発行の本書に「5年前から発足」とある。今も太ちゃんは焚火会に在籍し続けているのだろうか?ヒロシは彼についてどう思ってる(た)んだろ?僕はヒロシが好きなので、彼がヒロシの心に負荷を与えていないことを祈るばかり。

っていう余計なお世話妄想。
これを書いていて、ボク大人数が苦手で友達が少ない理由がわかった気がした(笑)

【橘 玲】無理ゲー社会

同著者の別著「裏道を行け」でもそうだったけど、話が飛び飛びで「結論は何?」って思ってしまう。きっとこれがこの著者の文体なのだろう。ていうかこれは結論が出るような話題じゃないね。ボクがファスト教養に侵食されてるだけか。BI(ベーシックインカム)の支給対象者設定問題と、付随する抜け道の話*が面白い。

◆現代の「自分らしく生きる」は呪い
◆高齢者の既得権は減らせない→少子高齢化で若者は詰んでる→合理的結論として自殺権利を要求
◆日本社会にとって高齢者批判は最大のタブー→現実を見ずに現状を説明するために別の犯人が必要→それが格差、貧困、ひいては資本主義
◆人付き合い負荷を金で解決→友達ゼロでOK→半径5m作品増加
「教育で知能を伸ばせる」は嘘→ほぼ遺伝で決まる(学歴判断は合理的)→コミュ力、やり抜く力、人間力が大事との願望発生→それらも遺伝で半分決まる→格差は覆せず
◆非大卒白人の絶望死増→原因は貧困ではなく自己責任論が自分に反射した結果→絶望→自分の認知を変える→二言目には陰謀論
◆性愛から排除された若い男の困難さは時に無差別殺人を起こしうる
◆年取った女、貧乏な男はモテない
◆お金の格差が解消されても今度は評判格差社会になるだけ→これは根本的に解決不可

*BIに付随する抜け道
BIは全員一律に支給と言うが、「全員」の範囲に抜け道が発生しそう、という問題。主に2点。
①移民にも支給するの?という問題。従来は受け入れた移民は「補償額>納税額」らしいけど、BI目当てに移民がなだれ込んだ移民がそうである保証はない。→補償額より納税額が少なくなれば仕組みとして維持不可能。
②日本人はいくらでも増やせる、という問題。例えばアフリカに行って貧しい人との間に子供を作りまくればその子供は日本人なので、BIの支給対象になる。→BI搾取ビジネスができる。

一部のお金持ちは、こういう抜け道を合法的に通ってきたんだろうな~

以上。

それでは~

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