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ボクは”節約生活依存症”かもしれない【裏道を行け ディストピア世界をHACKする】

〇本の感想
〇本の感想
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本全体について

本書では

  • 恋愛
  • 金融
  • 自分
  • 世界

の5分野に対して、
ハックすることによって
成功した人たちや
これからハックしようと
第一線で取り組んでいる人たちの例が
挙げられている。

本書で言うところのハックとは

今の世界は、
素直に受け止めてしまうと
攻略が(困難ではなく)不可能な無理ゲー。

例としては

  • 大学を出ても希望職に就けない
  • 政府の言うとおり営業自粛したら店が潰れる
  • 成功不可能な目標に対して「失敗するな」と言われる

等々、
思い当たる節が
いくらでも出てくるのでは?

そんな無理ゲーを攻略して
幸せになるためには
常識やルールの裏をかいていく必要がある、
っていうのが
タイトルである「裏道を行け」の
意味するところで、
この常識やルールの裏をかくこと
本書ではハックと呼んでいる。

全体の感想

歴史の教科書みたいに
固有名詞と場面転換が多いので
本全体の流れがつかみにくかったけど、
内容はとても興味深かった。

ただ、
「裏道を行け」という
命令形のタイトルに反して
著者から何かしらの提案、助言はない。

テーマに沿った事例紹介をしたあと、
「今後どうなるかは誰にもわからない」
で締められていて、
「ハックが重要なことは分かった。
それでどうすればいいの?」
という大抵の読者が持つであろう
疑問に対する答え、
及び著者の考えは読み取れなかった。

なのでボクは

「政府をはじめとした
偉い人や仕組みの言うことに
素直に従ってたら損をするから、
逆にその人や仕組みを
ハックできるくらい
自分の頭でちゃんと考えろ」

っていうことだろうと
勝手に解釈している。

ちなみに
あとがきで著者は
「本書は決してハックすることを
勧めているわけではない」
という趣旨のことが書かれている。

個人的要約&各パートの感想

ものすごく簡単にボクなりの
テーマごとのまとめを書く。

例によって、
“ボクなりの”まとめなので
本に書いてないことや

著者の趣旨に反すること
言ってることがあるかもしれない。

恋愛

【要約】

  • セックスをゴールにするならPUAメソッドを使う(男性限定)
  • 人生のパートナーを得るには金持ちになる

【感想】

この章は
ボクの人生の役に立たなさそう。

女性の脳のハックの手法が
いろいろ書かれていたけど、
結局長期的関係の構築に重要なのは
「お金」
っていうのが笑える。

金融

【要約】

  • 賢い人は仕組みの歪みを見つけて、そこを徹底的に突く(ハックする)
  • 一般人はハックしようとしても逆にハックされちゃうので、手数料の低いインデックスファンドに長期投資する

【感想】

恋愛のパートと似ていて、
ハックして億万長者になった例を
さんざん挙げておいて、
結局一般人は
インデックスファンド買っとけ

っていうのが笑える。

【要約】

  • 報酬系回路をハックされる(=依存症になる)と、そこから抜け出すことは非常に困難
  • だからこそすべてのビジネスが客を自社商品に依存させようとしてくる
  • この構造を知ってるかどうかの差はでかい

【感想】

依存症治療に必要な能力が
「依存すること」
っていうのが面白かった。

そりゃ依存症治療が難しいわけだ。

自分

【要約】

  • 理想の自分になりたい(自分をハックしたい)という考えは古代からずっと存在する
  • 人間の脳のキャパシティーには上限があるため、どれだけ技術が発達しても快楽や欲望(=自分をハックした結果得られるもの)には限界がある
  • なので今の人間は自分をハックするために発達した技術を使って過去と同じことを繰り返しているだけ

【感想】

この「自分ハック(=自己啓発)」には

  • 定量的な基準が無いため答え合わせができない
  • だけどなんとなく効果が感じられる

という特徴があるため、
金儲けの手段に向いているんだろうな。

(健康食品、サプリと同じ構造)

恋愛に関しても同じ側面があるけど、
自分(自己啓発)のほうがその要素が強い。

世界

【要約】

  • 世界が無理ゲー化している
  • それに対処する簡単な方法は、ゲームに参加しないこと
  • とは言え生活している以上、世界から逃れることは(死ぬ以外)できない
  • 我々をハックしてこようとする世界へのせめてもの抵抗として、ミニマリズムとFIREという戦略がある
  • 一方で、世界という無理ゲーをゲームに寄せることで逆に世界をハックするという動きもある

【感想】

世界にハックされないための
ミニマリズム&FIREっていうのは
ボクが実践している節約生活に
近いモノがある。

(ボクの場合、
肝心な経済的独立をしてないからただのREなんだけど)

ただ、
本書では手段としてそれらがある
という紹介レベルで
深堀はされていないので、
それらの情報は
それぞれに特化した別の本で読もうと思う。

ボクは緩い”節約生活依存症”かもしれない

注意:
以下、全部自分語りです。

依存症の仕組みが面白い

本書曰く、
依存症とは
快感回路を起動させて
快感を繰り返そうとする
衝動を持つようになった状態のこと。

要は
脳の報酬系がハックされた状態。

以下の4つの条件がそろうと
起こりやすいらしい。

  1. 短期の小さな目標
  2. 明確なルール
  3. 即座のフィードバック
  4. 制御(自己コントロール感)と挑戦が同時に起こっている感覚

その最たる例が
ラスベガスのマシンギャンブリングで、
プレイヤーは勝つことじゃなくて
プレーに没頭すること(=ゾーンに入ること)
が目的になっているらしい。

ゾーンを追い求める状態が
依存状態である、と。

なんかわかる気がする。

依存症になりやすい人の特徴

また、
ギャンブルに
ハマりやすい人の特徴は
「自分の人生を自分で
コントロールできている感のない人」

らしい。

人間は本来
変化を好まないにもかかわらず
現代社会は
変化への対応を求められているため
ストレスがたまっており、

そんな中で
「自分の行動によって
必ず決まった(想定内の)結果が出るコト」

現代社会で疲れた心の
避難所になるから
ハマりやすい
という理屈。

スロットで例えると、
自分でボタンを押す(=自分の行動)
ことによって
リールが止まり(=結果が出る)、
その結果は
必ず「勝ち」or「負け」のどちらか
という想定内なので、
自分の行動で
結果をコントロールしている感
が満たされる
のでハマってしまう、
ということ。

本書ではギャンブルの例しか
書かれていなかったけど、
これが
他の依存症にも当てはまるとすると、
なかなか興味深い。

在職時のボクは「退職すること」に依存していた?

ボクはブログ内で何度も何度も
退職して良かったと書いている。

その理由は
「在職時に一切なかった、
自分の人生を自分で
コントロールしている感」
が得られるから
だ、とも。

これって逆に言えば
在職時は自分の人生を
自分でコントロールしている感が
欠乏していた
ってことで、
それは
依存症になりやすい人の
特徴と一致している。

じゃあなんで
依存症にならなかったのかと考えると、
「仕事に脳内キャパを奪われすぎて
何かに依存する余裕が無かったから」

というのが有力だけど、

そうじゃなくって
「実は既に何かに依存していた」
のかもしれない。

依存していたと考えると、
その対象は多分「退職すること」

振り返ってみると確かに
退職を拒否されてから
退職が許可されるまでの1年間を
どうにか勤めきることができたのは、
「退職すれば
自分の人生を自分でコントロールできる」

という一心だったからかもしれない。

これって
退職行動に依存してたってことでは?

習慣化も仕事術も「対象に依存しろ」っていう点は共通かも?

そうやって
「依存症」の定義を
広げて考えてみると、
習慣化とか仕事術の本に
書いてある内容って
まんま「対象に依存しろ」って
言ってるようなものでは?

依存症になりやすい4条件は

  1. 短期の小さな目標
  2. 明確なルール
  3. 即座のフィードバック
  4. 制御(自己コントロール感)と挑戦が同時に起こっている感覚

とのことだった(再掲)。

それに対して
習慣化とか仕事術の本に書かれていることは

  • 目標を細分化しろ
  • 簡単な目標から手を着けろ
  • PDCAを細かく回せ
  • 他人をコントロールしようとするな
  • if then プランニングでルール化しろ

等々、
まんま依存症になりやすい4条件に
当てはまる気がする。

現象としては同じだけど
対象が変わると
呼び方が変わるっていうのは、
「腐敗」と「発酵」に近いモノがある。

お酒とか煙草みたいに
「やめたいけどやめられないモノ」
に対しては「依存」、
早起きとか勉強みたいに
「続けたいけど続かないモノ」
に対しては「習慣化」、
みたいな。

退職したボクは、”節約生活”に良い意味で依存(=習慣化)している?

退職後は
「お金をあまり使わない」という
ルールの範囲内で
自堕落な生活をしているけれど、
これって節約生活に
(広義で)依存してると言えるのかな?

依存症になりやすい4条件は

  1. 短期の小さな目標
  2. 明確なルール
  3. 即座のフィードバック
  4. 制御(自己コントロール感)と挑戦が同時に起こっている感覚

とのことだった(再再掲)。

それぞれに対して
ボクの節約生活を当てはめてみる。

【1. 短期の小さな目標】

  • 日々の買い物で不要なものを買わない
  • ブログを書いて記録する

【2. 明確なルール】

  • お金は使ったら減り、増えない

【3. 即座のフィードバック】

  • 「買い物→記録→確認→(あれば)改善」

【4. 制御(自己コントロール感)と挑戦が同時に起こっている感覚】

  • 常にその感覚あり

ということで
ちょっとこじつけが入ってるかもだけど、
みごとに4条件全てが当てはまってる。

なので
ボクは節約生活に依存してるんだろう。

正しい?表現としては
「節約生活を習慣にしている」
でいいのかな?

これは
「腐敗」じゃなくて「発酵」のはず。

きっとそう。

まとめ

  • 「裏道を行け」を読んだ
  • 無理ゲー社会のハック例が5つのテーマで書かれている
  • 著者の考えや助言は特にない
  • ボクが得た教訓は「ハックできるくらい自分の頭でちゃんと考えろ」って感じ
  • 脳の快感回路のハック=依存症
  • ボクは節約生活の依存症かもしれない
  • でもいい方向に働いてる気がするからOK

それでは~

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