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【e-Tax不可?】「手書きをご検討ください」って何?【確定申告】

〇確定申告
〇確定申告

この記事の内容は、
無職のボクが
人生初の確定申告を
e-Taxで一生懸命作ろうとした結果、
システムから
「手書きを検討しろ」と言われて
「はぁ?」ってなったという
ただそれだけのお話。

現在書類作成は保留中。

「確定申告書類の作り方」は
無事提出した後で
来年の自分のために
別途記事にする予定。

しました↓。

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無職だけど(だから)確定申告をしよう

ボクが退職したのは2022年の2月。

なので
確定申告をしなくてはいけない。

去年は無収入だから
そんなものしなくていいじゃん!
ってはじめは思ってたんだけど、

  • 2月までは給料が出ていたこと
  • FXのスワップが利益になっていたこと

から、
確定申告をしておいたほうが良さそう。

何が確定申告に関係するんだろう?

給料

2月の給料が最後なので
年末調整がされておらず、
払いすぎた税金が
戻ってくるかもしれないので
少し確定申告に対する
モチベーションが上がる。

とはいえ面倒くさい。

12月度で退職すれば
確定申告をしなくて済んだのかな?

見切り発車で退職したから
その辺のことまで考えてなかった。。。

FXのスワップ利益

147円で買ったドルのスワップポイント。

スワップって
てっきりポジションを決済したときに
損益になるのかと思ってたんだけど、
ボクの利用してる楽天証券では
そうじゃなくって
ほぼ毎日利益が確定し続けていた。
(資産的には今135円/ドルなので大損なのに)

FXは申告分離課税らしいので、
たとえ利益が少なくても
確定申告しなければいけないという認識。

給与所得と違って
こっちは確実に税金を
持っていかれるってことだよね?

その他収入

あとは
退職金と失業保険も
収入っちゃ収入だけど、
どちらも受け取る時に
(少なくともボクの条件では)
非課税だと言われたので
これらはあまり重要ではないのかな。

控除いろいろ

あとは控除。

ボクに関係しそうなのは
医療費控除と社会保険控除
(退職後の国民健康保険)くらい?

収入が少ないので
下手したら基礎控除だけで
収入を上回るだろうと思っている
(納税しなくていいと思っている)ので、
控除についてはあまり気にしていない。

「控除>収入」になったら
還付が増えるとかそんなルール、
ないよね?

せっかくだから俺はこのe-Taxを選ぶぜ

どうせ確定申告するなら
楽に済ませたいので、
いつでもどこでも確定申告ができるという
e-Taxでやってみることにする。

ていうか
手書きで作る気なんて最初からない。

祝日はマイナポータルとの連携ができないので注意

e-Taxの便利な点の一つに
マイナポータルとの連携がある。

連携するとボクの場合
医療費国民年金株式関係の入力が
自動で行われる。
(国民年金は払ってないから関係ないけど)

株式関係については
最初から税金が引かれる
口座形態にしてるので
申告不要だと思ってたんだけど、
なんか連携できるっぽいから
とりあえずしてみた次第。

この連携機能、
便利っちゃ便利なんだけど、
祝日はねんきんネットと
マイナポータルの連携ができないので注意↓。

2/23(天皇誕生日)のお昼ごろに
確定申告書類作成に着手して
一気に終わらせるスイッチが入ったんだけど、
この連携がいつまでたっても終わらなくて
やる気が削がれてしまったのがボクです。
しかも上述の通りボクは国民年金を払っていないので
連携しても結局書類作成に何の関係なかったっていう...

ちなみに連携完了したのは
翌日の9:30だったので、
役所の開庁が9:00だとすると
平日に連携申請すれば30分程度で
連携完了する
のかな?

なお、
国民健康保険に関しては
自動入力されない
模様。

収入/支出に対応する所得/控除がわかっていれば簡単に作れるかも

確定申告初心者のボクが苦戦したのは、
「自分の収入/支出が
何ていう所得/控除になるのか」
がわからないこと。

これがわからないと
どの欄に入力すればいいのかが
わからないのでどうしようもない。

逆にこれさえわかってしまえば
無職が確定申告する分には
とても簡単だと思った。

フォーマットの中から
自分の収入/支出に対応する項目に
それぞれを入力していけば
終わるイメージ。

ボクに関わる収入/支出に対応する所得/控除の名称

ちなみに今回のボクの場合、

  • 給料    →給与所得
  • FXスワップ→先物取引に係る雑所得等
  • 退職金   →退職所得
  • 国民健康保険→社会保険料控除
  • (株式関係 →株式等の譲渡所得等 & 上場株式等に係る配当所得等)
    “等”多すぎ!
  • (歯医者代 →医療費控除)

だった。
( )内はシステム連携による自動入力

あとは
在職時に入っていた癌保険の
「生命保険料控除証明書」が
あったんだけど、
これはそのまんま「生命保険料控除」で
わかりやすかった。

このなかで
一番わかりにくかったのがFXの利益。

よく見たら大項目で
総合課税と分離課税が
分かれているんだけど↓、

上が総合課税、下が分離課税。これはスマホのキャプチャなんだけど、字が小さい理由は後述。

それに気がつかなかったので
普通に雑所得(その他)に
FXの収入を入力して
「あれ?これなんか違くね?」
ってなってしまった。

「雑所得(その他)」と
「先物取引に係る雑所得等」
っていうネーミングと記載順序に
惑わされた感じ。

「雑所得(その他)」
っていう名前が強すぎる。

だって集合論的に
具体的な用途が書かれていない
雑所得の全てが「雑所得(その他)」
になるわけでしょ?

だったら
「雑所得(その他)」のあとに
「先物取引に係る雑所得等」が
出てくるのはズルいって。

頭から読んでくと全部
「雑所得(その他)」に吸われちゃう。

まぁ前述の通り大項目で総合と分離で
ちゃんと分かれているんだけどさ。

簡単だけど、操作性(視認性)は良くない

ということで
自分の収入/支出がどの所得/控除に
該当するかがわかれば
簡単だと思ったんだけど、
さすが国税庁?、
一筋縄ではいかない。

一部の所得入力はスマホ表示に対応してない

FXの利益に対応する
「先物取引に係る雑所得等」、
この入力は
スマホ表示に対応していないらしい↓。

スマホは
PC画面の横幅に合わせて表示するので、
こんな感じ(↓)で
読めないことはないけれど
イチイチ拡大しないといけないのが不便。

スマホで作ったデータをPCでいじれない

スマホでPC画面をいじるのが不便だから、
「書類作成データを一時保存して
PCで読み込めばいいじゃん」

っていうのは
誰でも考えることだと思う。

ボクもそう考えて
PCで読み込ませてみたんだけど、
その結果出てきたのがこのメッセージ↓。

スマホのデータは
スマホでしか読めない
、と。

はぁ。

なんというか、
日本のIT化が遅れてる
っていうことの片鱗かな?

来年ははじめっから
PCで入力するようにしよう。

前言撤回。簡単どころか作成不可。手書きを要求(?)されてしまう

自分の収入/支出がどの所得/控除に
該当するかがわかれば
簡単だと思ったんだけど、
やっぱり全然簡単じゃなかった。

それどころか
e-Tax自体出来ないっぽい。

給料(給与所得)、
FX利益(先物取引に係る雑所得等)を
PC画面の映ったスマホで入力して、

ついでに自動入力された
株式関係や控除関係の
内容を確認して、

最後によくわからない
退職金(退職所得)の入力を
始めようとしたら
入力ページに出てきた
メッセージがコレ↓。

(前略)以下に該当する場合*1、確定申告書等作成コーナー*2をご利用になれませんので、手書きでの作成をご検討ください。(後略)

確定申告書等作成コーナー 退職所得の入力ページ

※1 ボクは「以下に該当」する
※2 「確定申告書等作成コーナー」≒「e-Tax」

ふ ざ け る な !

なんで
ここにきてそういうこと言うの?

突っ込みどころは2点。

できないことがあるなら最初に書いとけ!

もし最初に書いてあったとしても
読まなかっただろうけど、
「書いてある」という事実があれば
自分の確認不足だったということで
まだ納得できる。

でも
国税庁のこのページをみても
「できること」は書かれていても
「できないこと」は全く書かれていない。

そして「できること」の
筆頭に挙げられている
「所得税及び復興特別所得税の確定申告書」
っていうのは、
さっきボクがシステムさんから
「できないから手書きしろ」って
言われた書類のことでは?

矛盾してますよ~

頼むよ~

それだけ今回のボクがレアケースってこと

「手書きでの作成をご検討ください」って何?

「手書きでの作成をお願いいたします」
→わかる

「手書きで作成してください」
→わかる

「手書きでの作成をご検討ください」
→??????

ボクの読解力が足りないのかな?

手書きを検討すればいいだけなら、

「手書きで作ろうと思ったけど
面倒くさそうだからやめた。
でもちゃんと手書きを検討したので
書類に不備があっても問題ないよね?」

っていう意見が通ることにならない?

まぁそんな意見は通らないだろうけど、
少なくともこうやって
屁理屈を言う余地を与えることになってる。

いつものデジタル大辞泉から
「検討」の意味を引用する↓。

けん‐とう〔‐タウ〕【検討】
読み方:けんとう

[名](スル)よく調べ考えること。種々の面から調べて、良いか悪いかを考えること。「―を重ねる」「―の余地がある」「問題点を―する」

デジタル大辞泉

これを踏まえての
「手書きでの作成をご検討ください」。

日本語としてどうなの?

やっぱりボクの読解力が足りないの?

「退職所得の受給に関する申告書」を提出してたなら手書き回避できるっぽいけど、、、

手書きの何がイヤかって、
プリントアウトにお金がかかること。

節約生活的に
お菓子代は出せても
プリントアウト代は出せない。

退職金の確定申告について
少し調べると、
「退職所得の受給に関する申告書」なるものを
勤務先に提出していれば
確定申告に退職金を記載しなくていいらしい。

ただ
そんなもの提出した記憶、ないんだよなぁ。

その一方で、
「あなたの場合退職金は非課税です」
って言われた記憶はある。

「非課税の収入=申告不要」って
理解でいいのかな?

うーん、
グレーゾーンで放置はストレスになるから
ちゃんと白黒つけてこよう。

いずれにせよ
「退職所得の受給に関する申告書」の
控えを持ってない時点で
提出してないようなもんだしね。
何かあったときに提出した証拠が出せないから

e-Taxを諦め、確定申告会場へ行くことにする

e-Taxさんとボクの退職金は
相性が悪かったらしく、
残念ながら
手書きしなければならなくなった。

手書きだと
プリントアウトする必要があるわけで、
それにはお金が必要なわけで、
節約生活的に
プリントアウト1回で完成させたいわけで。

ということで
この時期「確定申告会場」なるものが
設営されていて
確定申告の相談、質問に
対応してくれているらしいので
それに行ってみることにする。

自分で調べるのも大事だけど、
やっぱり詳しい人に直接聞くのが
一番ってことかな。

入場整理券(予約券)はLINEで発行できる

特設会場が作られるだけあって
この時期は混雑するっぽい。

混雑を避けるために
入場整理券なるものが配布されているらしい。

それはLINE登録すれば
簡単に発行できた。

こう言うところは
ちゃんとIT化できてるんだよなぁ。

「デジタルだけで済ませるため」よりも
「アナログを円滑にするため」に
IT化のリソースが割かれているのかな?

高齢化を考えるとそれが合理的なのかも。

2日後に予約完了。対面サイコー

予約は最短で2日後だったので
2日後の昼過ぎに予約した。

これで強制的に
午前中に起きなければ
いけなくなったので、
朝型生活になりたいボクとしては
いいコトだったのかもしれない。

そういうことにしておこう。

いい機会だから
疑問点をまとめていろいろ聞いてこよう。

まとめ

  • e-Taxによる確定申告を試みた
  • 確定申告について少し経験値が貯まった
  • e-Taxは専門用語を覚えてしまえば簡単に申告できそう
  • ただ、現状操作性&視認性が痒い所には手が届かない感じ
  • なので来年はスマホじゃなくてPCでつくろう
  • 退職金の条件?のせいでe-Tax不可で手書きを要求された
  • 確定申告会場に行って直接聞くことにした

やっぱり夜中に書くと
ネガティブ要素が強めに出ちゃうな。

でも昼ってなぜか
キーボードに手が伸びないんだよなぁ。

それでは~

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