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【自室に】鍵が壊れて閉め出しを食らった【入れない】

〇その他(雑記)
〇その他(雑記)

びっくり。

オートロックの
ホテルの部屋とかでなく、
まさか
自分の部屋から閉め出される
とは...

こんなこと
滅多に経験できないので、
起きたことと考えてたことを
時系列で記録する。

経緯なんかどうでもよくて
対応方法が知りたい人は
まとめをどうぞ。

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22:30 自宅から締め出される

混乱フェーズ

遅めの散歩から
帰宅したときのこと。

いつもどおり
鍵を開けようとするも、
ボタンが反応しない。

は?なんで?

なんで?えっ?なんで?

部屋を間違えたか思い、
部屋番号を確認するも、
間違いなく自室。

うちの鍵は
テンキー式の電子錠なんだけど、
解錠開始のキーが反応しない。

他のキーは
反応したりしなかったりするので
どうにかならないかと
粘ってみたものの、
結果は変わらず。

むしろ他のキーも
だんだん
反応しなくなっていく。

電池切れの兆候はなかったので、
経年劣化で回路がやられたのかな、
と想像。

閉め出されたのが確定してから
まず思ったことはひとつ。

どうして施錠時に逝くんだよ...

フェールセーフの思想的に、
住人が閉め出されることより
室内のセキュリティが

維持されることのほうが
「安全側」ってコト?

もしそうだとすると、
施錠で守られるのは
人じゃなくてモノってことか。

...まぁそうか(納得)。

状況把握フェーズ

じっとしていられなかったので、
心を落ち着けるために
近所を徘徊しながら
現在の状況を整理した。

持ち物は
iPhone、Apple Watchのみ。

ついでにノーマスク。

QUICPay対応店なら
支払い可能だけど、
そのためには
まずマスクを
買わなければいけない。

こんな状況でも
無駄な出費は避けたい
ので、
とりあえず
「今夜は漫画喫茶で過ごす」
的な案は却下

近所に知り合いは無し。

なので
一晩泊めてもらうこともできない。

少し先の公園に公衆トイレあり。

なので最悪の状態は免れるかと。
コンビニもあるし。

幸いiPhoneのバッテリーは
半分程残っていたけど、
購入して4.5年経っているので
心もとない残量。

うーん、困った。

解決法模索フェーズ

よく考えると、
上述の案は
「今晩を野宿せずにやり過ごす」案であり、
「自室に入室する」案ではないことに
思い至る。

まだ混乱していたっぽい。

部屋に入るためには、

  • ベランダの窓から入る
  • 玄関のドアから入る

の手段がある。

ベランダからの侵入

ベランダの窓は
鍵をしていないはずなので、
隣室のベランダ伝いに
侵入することができる。

幸か不幸か
隣室は空室かつ角部屋なので、
やろうと思えば
住人に迷惑をかけずに
自室への侵入が可能。

でも

  • 暗いこと
  • 落ちたら高確率で死ぬ階であること
  • ボクが運動不足であること

から、
この案は実行するとしても
明るくなってからにしようと思う。

玄関から侵入

鍵が壊れてしまったことは
明らかで
ボクに鍵を修理することが
できない以上、
業者を呼ぶ必要がある。

「でも業者の連絡先知らないな」
「そうか、iPhoneで調べればいいのか」

...とここまで考えたときにようやく、

「管理会社に連絡すればいいんだ」
と思い至った。

  • 全て自分で解決しようとする
  • とっさの状況に対応する応用力が無い

典型的ダメ社員ムーブで草。

無職でよかった。

いや、無職でもダメか。

22:44 管理会社に電話をかける

管理会社の連絡先は
ネットで調べるまでもなく、
iPhone に登録されていた。

今の部屋に引っ越した際、
「一応念のために」と
登録しておいたらしい。
(覚えてない)

これは
過去の自分のファインプレー。

ただ、
なかなか繋がらない!

23:00 管理会社と電話がつながる

「猛暑の影響で
問い合わせが多く
対応が遅れております」

「恐れ入りますが
後程かけなおしていただくか
このまま繋がるまで
お待ちください」

というメッセージを垂れ流すこと15分

猛暑の影響での
問い合わせって何だよ!
と思ったけど、
きっとエアコンの故障とかかな?

ようやく
電話が繋がった後は、
丁寧にこの後の流れを
説明してもらえた。

曰く、こんな感じ↓。

  • 0時頃、鍵開け屋が来る(呼んでくれる)
  • それまでに警察を呼ぶ
  • 警察立会いの下、鍵を開ける
  • 自室であることを証明して今日は終了
  • 後日、鍵の交換/修理屋が来る

また、
個人的最重要項目として
「鍵の故障にボクの過失がない場合、ボクの出費はゼロ」
であることを確認した。

支払いの確認、大事、絶対。

電話しながら
iPhoneのバッテリーが
切れやしないかと
気が気ではなかったけど、
案外通話には電力を使わないらしく
心配するほどではなかった。

23:24 生まれて初めて110通報する

鍵屋ルールによると、
写真付き身分証明書の原本
持っていない場合、
鍵を開けるには
警察の立ち合いが必要とのこと。

「犯罪の片棒を
担ぐわけにはいかないので
それはそうだ」

と思う一方、
ボクのiPhoneには

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • ワクチン接種証明

の画像データがあるので、

「これだけそろってるんだから信用してよ」

とも思った。

今後いろいろ電子化が
普及していくと思うので、
鍵屋もそれに伴って
ルールを変えていってほしい。

ていうか
鍵屋に来る依頼なんて大抵が
「閉め出しくらった、助けて」
だと思うんだけど、
写真付き身分証明書の原本を
持って外出する人って
そんなにいるのかな?

職場や学校からの
帰りなら社員証、学生証が
あるだろうけど、
通勤や通学以外の外出の時も
写真付き身分証明書の原本って
持ってくものなの?

手ぶらで散歩する
ボクが少数派なのかな?

とは言え
ルールはルールなので
警官に来てもらうため、
たぶん生まれて初めて110通報した↓。

発信履歴。下の2つは管理会社への発信。

初めて知ったのが、
110通報すると開口一番
「事件ですか事故ですかー?」
と聞かれること。

そりゃそうか。

それに対して
「どちらでもないんですけど、実は~」
と事情を説明するとき、
なんかドキドキした。
今思うと部屋の電子キー破壊”事件”な気もする

電話は本部的なところに
繋がっているとのことなので、
担当部署から
折り返し連絡を
もらうことになった。

今思うと、
今回みたいな
緊急性の低い事件?は
市外局番+4桁+0110に
かけるのが一般的っぽい?

知らんけど。

23:29 警察から折り返し電話がかかってくる

内容はこんな感じ↓。

  • 夜間は動ける警官が少ない
  • 事件事故対応のために待機する警官は必須
  • なので立会いすることはできない
  • 鍵屋と相談してほしい

鍵屋「警察の立ち合いが必須」
警察「立ち会えない」
ボク「うーん、困った」

0:10 鍵屋到着。相談し、再度警察に連絡する

一縷の望みをかけて、
鍵屋に
「身分証明のデータではダメか」
確認したけど、
やはりダメ。

失礼ながら
笑ってしまったのが、
そのあとに
「住所と名前が書かれた公共料金の
領収書を持ってませんか?」
と聞かれたこと。

鍵屋もマニュアル的に
聞いているってことは
理解しているけど、
身分証明の原本を
持っていない人間が
たまたま公共料金の

領収書を持っている
確率ってどれほどなんだろ?

一応郵便受けを確認したけど、
やはり届いていなかった。
今思えば、
これも電子データでいいか聞いてみればよかったな

仕方がないので
再度警察に連絡し、
来てもらえないか
お願いすると、

幸いにして
来てくれるとのことだったので、
それまで待機。

今回のトラブル全体に
言えることだけど、
屋外が比較的快適な
タイミングで良かった。

待機中、
鍵屋は開錠準備作業。

なにやら
難航しているっぽかった。

余談:開錠の方法

防犯上の理由で
開錠の技術については
なにも教えてくれなかったし
写真もNGだったけど、
ボクが見たところ今回は
以下のような方法で
開錠しようとしていたっぽい。

※ボクの想像

方法1:新聞受けから
  • 新聞受けを万力で常時開状態に固定
  • 鍵のツマミ?が見えるようにフレキシブルアームのついた鏡を突っ込んでマグネットで固定
  • 特殊な器具A*を突っ込んでツマミを捉え、器具のレバーを引いて解錠

*特殊な器具A

  • 新聞受けから鍵のツマミをひねるためのもの
  • 曲がりくねった細い金属のパイプ
  • 先端にツマミを覆って固定するものがついている
  • パイプの中には紐か何かが通っていて、レバーを押すと紐が引っ張られて先端部が回転する
方法2:のぞき穴から
  • のぞき穴を取り外す/破壊する
  • 特殊な器具B**を突っ込んでつまみを押し、開錠

**特殊な器具B

  • のぞき穴から鍵のツマミを押すためのもの
  • 折れ曲がった細い金属棒
  • 器具Aと異なりツマミをひねる機構はない

これらの手法は、
道具と時間があれば
誰でも割と簡単にできそうな
印象を受けた。

当初は
ピッキングツール的なものを
期待して
少しわくわくしていた
けど、
そういえば我が家の玄関には
鍵穴がなかった。。。

0:30 警官到着。開錠作業開始

警官2名が到着したことで
ようやく開錠作業が始まった。

小説で読んだ知識だったけど、
本当に警官は
2人1組で行動していた。

「これでやっと入室できる」と
安心していたんだけど、
開錠作業が思ったようにいかず
鍵屋は苦戦しているようだった。

手伝うこともできないので
何とも言えない空気の中、
鍵屋が最後の手段として
のぞき穴を破壊
する音が
建物中に響き渡った。

仕方がないとはいえ、
クレームものの煩さ。

両隣が空き室なのが
せめてもの救いか。

余談:職業を聞かれ「”今は”無職です」と答える

鍵屋が頑張っている間、
ボクと2名の警官は
雑談していた。

その中で職業を聞かれて
「”今は”無職です」と回答する
シーンがあった。

これまで
さんざんこのブログで
「無職最高!」とか
書いていたのに、
口に出して
「無職です」と
人に伝えたのは

おそらく初めてで、
なんだか
自分が無職であることを
改めて実感。

ていうか
『今は』ってなんだよ>自分

就職する気ないだろ!

1:03 作業完了。ありがとうございました。

なかなか
手こずっていたようだけど、
無事開錠。

破壊したのぞき穴の交換も
完了した。

皆さん
夜遅くまで
ありがとうございました。

3時間くらいぶりに
入った自室は、
焼きあがった後も
ホームベーカリー内で
放置されたパンの香りと熱が
こもっていた。

まとめ

  • 自室の鍵が故障し、閉め出された
  • 「管理会社に連絡→鍵屋が来る→開錠」という流れで解決
  • 鍵屋のルール上、警察の立会いが必要な場合がある
  • 発覚から解決までにかかった時間は約2.5時間

今回のトラブルを振り返ると、

  • iPhoneのバッテリーの重要性

を実感した。

今回はたまたま
散歩前に充電していて
完全に運が良かっただけで
いつもは22時だと
残量20%とかなので、
こういった時の
リスク管理も兼ねて
バッテリー交換を
してこようと思う。

【追記】交換してきた↓

それでは~

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