ボクは2021年の5月から
スタンディングデスクを採用している。
主な採用理由は
「不老長寿メソッド」という本を読んで
内容に納得したから。
とうやら
「椅子に座りっぱなしの人は
そうでない人より寿命が短い傾向がある」
らしい。
その傾向が自分に
当てはまるかどうかはわからないけど、
座りっぱなしの生活よりも
足腰が強くなって健康に良さそうだと思い、
かれこれ2年半くらい使い続けている次第。
その結果
寿命が延びたかどうかは
死ぬまでわからないけど、
最近気がついた直接的なメリットについて
書いていく。
結論:エアコンいらずで部屋も綺麗になる
ボクが使っている
スタンディングデスクはコレ↓。
2022年の1月から
ほぼ引きこもり無職生活が
始まったんだけど、
そこからの8か月で
スタンディングデスクには
- 夏のエアコンが不要になる(就寝時除く)
- 散らかりにくい部屋になる
- 冬のエアコンも不要になる
というメリットがあることに気がついた。
万人に共通するかどうかは怪しいけど、
少なくともボクは
スタンディングデスクの採用によって
これらの恩恵を得ることができた。
以下、詳細。
メリット1:夏のエアコンが不要になる(就寝時除く)
ボクにとって
夏の何が一番不快かというと
身体と何かが接触することで
その部分から熱や汗が
外に逃げなくなることで、
その最たる例が
- 椅子に座っているとき
- 寝ているとき
の2点。
寝ているときに
身体を布団に接触させないことは
ほぼ不可能なので、
就寝時に暑くて不快なら
エアコンを使うしかない。
でも
椅子に座っているときの
椅子との接触部における不快感は
解決できる。
そう、
スタンディングデスクならね。
椅子に座ると
- 膝の裏
- 太ももの内側、裏
- お尻
- (腰と背中)
が椅子や足と接触して
暑いし蒸れるしで不快になるんだけど、
スタンディングデスクなら
これらの接触がそもそもない。
そのため
薄着でいれば扇風機だけでも
充分に快適な環境で
デスク作業ができる。
真上に向けたサーキュレータを
跨いで立って作業すると、
空調ファン付きの服みたいに
風がシャツやパンツの中を通り抜けるので
かなり快適。
(少し目が乾くのが難点)
「部屋にいる=デスク作業している」
というわけではないけど、
- 極力椅子に座らない
- 極力日光を部屋に入れない
を実行することによって、
実際ボクは2022年の夏に
就寝時以外エアコンを使うことはなかった。
追記:2023,2024年も同様。
余談:夏の就寝時のエアコンについて
できるだけQOLを下げずに
就寝時にエアコンを使わない方法を
いろいろ試したんだけど、
結論は「諦めてエアコンをつける」
だった。
なぜなら
エアコンを使わずに
就寝すること自体は可能だけど、
どんなに贔屓目に見ても
QOLは激減したから。
いつもの就寝時刻になっても
部屋が暑かったら、
素直にエアコンを使って寝るのが
正解だと思う。
メリット2:散らかりにくい部屋になる
一度コタツに入ると
トイレに行くのも
ご飯を作るもの面倒くさくなる、
という経験をしたことがない人は
いないと思うんだけど、
あれは、
コタツが滅茶苦茶居心地のいい
安定した状態だからと言える。
安定した状態から離脱するには
大きなエネルギーを使う、ということ。
椅子に座っているというのは
コタツと同様、
居心地がよく安定した状態。
なので、
一度座ってしまうとなるべく立ちたくない
↓
座ってできることしかしたくない
↓
座って全てを行うために椅子周りに物を置く
↓
どんどん物が増えていく
というプロセスで
便利だけど散らかった部屋ができあがる
というわけ。
ボクの場合、この理屈で実際できあがった
でも、
この悪循環は断ち切ることができる。
そう、
スタンディングデスクならね。
なぜなら
スタンディングデスクを使うと、
室内での日常生活において
おそらく一番エネルギーを使うであろう
「椅子から立ち上がる」
という行動を封殺できるから。
つまり、
居心地がよく安定した状態を
なくすことで
室内におけるフットワークが軽くなる
というわけ。
その結果、上述の
座った状態で全てができるように椅子周りに物を置く
↓
どんどん物が増えていく
の部分が無くなり、
部屋が散らからなくなる。
実際なった
また、
基本的に立ちっぱなしなので
室内のちょっとした移動の
ハードルが下がり、
「物を定位置に戻す」こと
に対する面倒くささが無くなる。
以上のことから
部屋の中がスッキリして
過ごしやすくなり、
引きこもりが加速する。
片付いて初めてわかったんだけど、
ものが置かれていない机って
なんだか気持ちがいい。
「視界のノイズが無意識に脳の容量を奪う」
って言われるのもわかる気がする。
メリット3:冬のエアコンも不要になる
寒い時期に関しては、
椅子に保温能力がない
(あっても影響が少ない)ので、
座っているか立っているかで
寒さの度合いが変わることはない。
にもかかわらず
スタンディングデスクにしたおかげで
冬もノーエアコンで過ごせたのは、
先ほど述べた
「フットワークの軽さ」
による影響だと思っている。
具体的には、寒く感じたら
- 足踏みしたり
- 腹筋ローラーしたり
- 腕立て伏せしたり
- スクワットしたり
することで身体から熱を発生させていた。
暖める対象である身体自身が発熱すると
その効果は抜群で、
しっかりと厚着で身体を保温していれば
それだけで充分過ごせる(過ごせた)。
結果的にたくさん筋トレをしたことで
退職以降、体脂肪率も下がった↓。
スタンディングデスクのメリットとして
よく言われる「運動不足解消」というのは、
ひょっとしたらこの「フットワークの軽さ」
も加味されているのかもしれないなぁ、
と思ったり。
これがもし座っていたら、
立つのが面倒くさくて
運動なんてせいぜい
貧乏ゆすりくらいしかしないはず。
それだと
そもそも保持すべき身体の熱が
足りないため、
たとえ厚着をしていても
エアコン等による外部からの熱が
必要になるのでは?
というのがボクの考え。
課題は指先、足先の冷え対策
身体の冷えは問題なかったんだけど、
- むき出しの指先
- 冷え性による?足先
は冷えたので、
次の冬はこれらへの対策をするつもり。
とりあえず6月のアマプラディで
もこもこのルームシューズを購入したので、
これと電気カーペットで足先の冷えは
何とかなるのではないかと思っている。
指先の冷えに関しては要検討。
指先だけ出た
ヒーター付きグローブとかかなぁ、、、
デメリット?:Apple Watchが立った状態を認識しない
メリットと比べると幾分しょぼいけど、
デメリットと感じる点もあるにはある。
それは、
スタンディングデスクでの作業は
Apple Watchに「立っている」と
認識されないこと。
Apple Watchには
「スタンド」という立ったかどうかを
カウントする機能があるんだけど、
スタンディングデスクで
1日中作業しても
「スタンド」にカウントされていなくて
「えっ?」
ってなるときがよくある。
作業中はZ座標以外
座っている時と変わらないから
判別できないのかな?
と思ってAppleのHPを調べたら、
「スタンド」のリングには、立ち上がって 1 分以上体を動かした時間の合計が、1 時間単位で表示されます。~中略~ 一日中立っている場合でも、スタンドのクレジットを獲得するには体を動かす必要があります。
Apple HPより一部太字化
とちゃんと記載されていた。
単なる
ボクの確認不足だったということ。
とは言え
「スタンド」というネーミングが
ややこしいと思う(負け惜しみ)。
改善(改名)を望みたいけど、
そんなことよりもAppleさんは
血糖値測定機能を
早く実装してください。
ボクが糖尿病になる前に。
まとめ
2年半スタンディングデスクを使ってきた
ボクが体感した
スタンディングデスク使用のメリットは
- 夏のエアコンが不要になる(就寝時除く)
- 散らかりにくい部屋になる
- 冬のエアコンも不要になる
の3つ。
ここでは触れなかった事として
- 立ちっぱなしで足が痛くならないのか
- どうやって椅子に座るのを我慢するのか
等が挙げられるけど、
それらについては
別の機会に書ければと思っている。
それでは~
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