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【体験談まとめ】失業保険受給への道 全体の流れ

〇失業保険
〇失業保険

2022年2月
ボクは会社を退職しました。

退職してまず思い浮かぶのが
失業保険の受取り。

この記事では

  • 失業保険を受け取る流れの全体像
  • 各フェーズの体験記事リンク

をまとめました。

この記事を読めば
退職後(一部退職前)に何をすればよいか
わかるように書いたつもりです。

結論

会社からもらった離職票を
持ってハロワに行けば
OK

CATION!!
本記事はボクの体験談です。
網羅的な説明ではありません。

ボクとは条件の異なる場合
参考にならない可能性があります。

また、一連の記事におけるボクの目的は
「失業保険を満額受け取ること」です。

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失業保険を受け取るまでの大まかな流れ

退職(=離職)してから
失業保険をもらうまでの流れは、
以下の通りです。

  1. 退職する
  2. 「離職票」を入手する
  3. ハローワーク(以下、ハロワ)に登録する
  4. 説明会に出席する
  5. 「初回認定日」にハロワに行く
  6. 以降4週に1度の「認定日」に、「求職活動実績」を2つ獲得した状態でハロワに行く
  7. 3.で登録した日からカウントされる「給付なし期間」が明けた後の認定日から、失業保険がもらえる
  8. 給与なし期間、及び失業保険をもらえる期間は「退職理由」「年齢」「雇用保険料を払っていた期間」で決まる

それぞれについてボクの例を交えて
順に説明していきます。

退職する(=失業状態になる)

失業保険はその名の通り、
失業状態でないともらうことができません。

ただし、
会社を辞めたからと言って
全員に失業保険をもらう資格が
あるわけでもありません。

失業保険をもらうためには、
会社に所属していないことに加えて

  1. 積極的に就職しようとする意志があること
  2. いつでも就職できる能力(健康状態・環境など)があること
  3. 積極的に仕事を探しているにも関わらず、現在職業に就いていないこと

を満たしている必要があります。
雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」より抜粋)

この3つの条件のうち

  • 「就職しようとする意志」
  • 「積極的に仕事を探している」

の2点については大した問題ではない
(=どうにでもなる)ので棚上げします。

実際、ボクはこれらの条件を厳密には満たしていませんが
ちゃんと失業保険をもらえました。

ここで大事なのは
「いつでも就職できる能力(健康状態・環境など)があること」
つまり
「肉体的、精神的に健康であること」
です。

もし健康が理由で退職を検討している場合、
条件を満たせないので
会社を辞めても失業保険はもらえません。

ただ、その代わりに在職中に
「傷病手当」がもらえる可能性があります。

傷病手当は
在職時の手続きが少し増えますが、
申請が通ると、最長1.5年間ほど
手当をもらい続けることができるようです。

ボクは傷病手当の申請をしていないので
詳細はわかりませんが、
条件を満たす人は
健康が理由で会社を辞める前に
調べてみる価値が
あるのではないでしょうか?

「離職票」を入手する

離職票は、
失業保険をもらうにあたって必須です。

これが無いと失業保険をもらえません。
(たぶん)

退職時、
会社から何らかの形で「離職票は必要か?」
と聞かれる
と思います。

ボクの場合、
「退職願」なる書類上のチェックボックスで
要否を聞かれました。

「必要」にチェックしておいたため、
退職の約2週間後に郵送されてきました。

ハロワに登録する

離職票をはじめとする必要書類をもって
ハロワに行き、

「失業保険が欲しいです」
「再就職のためにハロワを利用したいです。
ついでに失業保険受給の申請もしたいです」

という登録をします。

必要書類さえあれば、
案内に従うだけでこの手続きは終わります。

このとき、
失業保険をもらう手続きに関する
雇用保険説明会の日程を知らされます。

このときの体験談はこちら

説明会に参加する

ハロワに登録したら、
同時に「説明会」の案内をされます。

必要書類をもって
指定された日時に会場に行きましょう。

当日はいろいろ説明されるのですが、
重要なのは「初回認定日」の日程だけです。

このときの体験談はこちら

「初回認定日」にハロワに行く

説明会でもらった書類を持って、
説明会で聞いた日時(初回認定日)に
ハロワに行きます。

初回認定日では、
特にこちらから行動する必要はありません。

受付で書類を渡した後は
言われるままに話を聞いたり質問に答えたり
していれば終わります。

このときの体験談はこちら

以降4週に1度の「認定日」に、「求職活動実績」を2つ獲得した状態でハロワに行く

個人的にはここからが
「失業保険をもらうための活動」
という感じです。

初回認定日から4週間ごとに
認定日がやってきます。

次の認定日までに
2つ以上の求職活動実績を獲得しないと、
認定日をパスできず

失業保険がもらえません。

つまり認定日をパスすることが

  • 就職しようとする意志があること
  • 積極的に仕事を探していること

の証明になります。

どうすれば
「求職活動実績」を得られるかというと、
「ハロワ公認の就職活動」をすればOKです。

求職活動実績獲得の体験談は
こちらの4, 6, 8, 10, 12回目、
認定日の体験談は同じく

こちらの5, 7, 9, 11, 13回目です。

なお、ボクの場合
新型コロナの影響で
認定日に無条件で求職活動実績を1つ
もらうことができました。

なので

  1. 認定日(無条件で実績1つ獲得)
  2. 求職活動実施(実績1つ獲得)
  3. 認定日(無条件で実績1つ獲得)
  4. 以下ループ

※認定日と認定日の間が4週間

というフローでした。

新型コロナの影響が無くなった場合、
フローはおそらく以下のようになります。

  1. 認定日
  2. 求職活動実施(実績2つ獲得)
  3. 認定日
  4. 以下ループ

※認定日と認定日の間が4週間

3.で登録した日からカウントされる「給付なし期間」が明けた後の認定日から、失業保険がもらえる

ここでは
「いつから失業保険をもらえるか?」
についての説明です。

残念ながら、
ハロワに登録したら即日もらえる
わけではありません。

  • 給付なし期間が明けていて
  • 認定日をパスすると
  • 前回の認定日以降の受給日数に応じた額が
  • 初回認定日で指定した口座に

振り込まれます。

給付なし期間のイメージはこちら↓。

失業保険が発生するのは、
ハロワに登録した日から
「一定の給付なし期間」経過後からです。

「一定の給付なし期間」というのは、
退職した理由が

  • 正当な理由のない自己都合退職の場合
  • 自分の重大な過失等で解雇された場合
  • ↑のどちらでもない場合

の3バターンのいずれかで変わってきます。

「正当な理由のない自己都合退職の場合」のとき

ハロワ登録日の7日+2か月後から
失業保険が発生します。

「自分の重大な過失等で解雇された場合」のとき

ハロワ登録日の7日+3か月後から
失業保険が発生します。

「↑のどちらでもない場合」のとき

ハロワ登録日の7日後から
失業保険が発生します。

ボクのケース

ボクは
「正当な理由のない自己都合退職」
に該当するので、失業保険をもらえるのは
ハロワ登録日(2022/3/8)の
7日+2か月後(2022/5/14)からです。

この日付は動かしようがないのですが、
なんなんですかね、
「正当な理由のない自己都合退職」って。

退職するにあたっての心境は
こちらで自分語りしていますが、

めちゃくちゃ正当な理由、ありますよ!

失業保険をもらえる期間は「退職理由」「年齢」「雇用保険料を払っていた期間」で決まる

無事に失業保険を
もらえるようになったとして、

いつまで失業保険をもらい続けることが
できるのでしょうか?

それは、

  • 退職理由
  • 年齢
  • 在職時に雇用保険料を払っていた
    (=被保険者であった)期間

で決まります。

文字で上手く書けないので、表を載せます↓

データ元:ハローワークインターネットサービスより。可読性向上のため、体裁の変更および一部説明文の簡略化をしています

「退職理由」には

  • 一般
  • 就職困難
  • 特別な理由

の3種類あります。

分類の根拠は、謎です。

一方、

  • 「年齢」
  • 「在職時に雇用保険料を払っていた(=被保険者であった)期間」

基準がわかりやすく、表に示した通りです。

ボクは退職理由が「一般」なので
年齢は関係なく
雇用保険を約11年間
(=10年以上20年未満)
支払っていたので
120日間もらえることになります。
(表の赤枠で囲ったところ)

なのでボクのケースをまとめると

  • ハロワ登録日:2022/3/8
  • 受給開始日:2022/5/14(登録日の7日+2か月後)
  • 受給終了日:2022/9/10(受給開始日の120日後)

となります。

まとめ

失業保険をもらうための手続きをまとめると
以下のようになります。

  1. 離職する
  2. 「離職票」を入手する → 会社に発行してもらえばOK
  3. ハロワに登録する → ハロワに行けばOK(体験記事
  4. 説明会に出席する → 出席すればOK(体験記事
  5. 「初回認定日」にハロワに行く → 行けばOK(体験記事
  6. 以降4週に1度の「認定日」に、「求職活動実績」を2つ獲得した状態でハロワに行く
     → 認定日までに2回「ハロワが認めた就職活動」をすればOK
     (体験記事→こちらの4~13回目)
  7. 3.で登録した日からカウントされる「給付なし期間」が明けた後の認定日から、失業保険がもらえる
     → 期間は離職理由によって「7日」 or 「7日+2か月」 or 「7日+3か月」
  8. 失業保険をもらえる期間は「退職理由」「年齢」「雇用保険料を払っていた期間」で決まる
     → ↑の表参照

いろいろと書きましたが、
これらの情報はすべて
ハロワに登録するときにもらえる

に書いてありますし、
ハロワの窓口に行けば
担当の人が丁寧に教えてくれます。

なので、
仕組みがよくわからなくても

会社からもらった
離職票を持って
ハロワに行きさえすれば
大丈夫です!
たぶん。

以上、お役に立てば幸いです。

それでは~

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