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ノープラン退職に至るまで その1 就職活動~入社

〇その他(雑記)
〇その他(雑記)

勢いで退職をしたボクですが、

思い立った次の日からいきなり会社に行かなくなった

というわけではありません。

入社から退職ホヤホヤの今に至るまで

今振り返ると

ざっくり7つの段階を踏んでいました。

  1. 就職活動~入社:何も考えてない期
  2. 入社~入社4年目:目の前の仕事でいっぱいいっぱい期
  3. 入社4年目~8年目:不満ばかりのウダウダ期
  4. 入社8年目~9年目:退職考え始め期
  5. 入社9年目:退職決意期
  6. 入社9~10年目:会社に妨害される期
  7. 退職ホヤホヤの今(2022年2月)

この記事では

上記「1.就職活動~入社:何も考えてない期」について、

  • 当時「何を考えていたか」
  • 当時「どういう行動していたか」
  • 今思う「当時こうしておくべきだった」という反省点

を書いていこうと思います。

当時のボクと似たような状況の人のお役に立てば幸いです。

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就職活動で些細な抵抗をしたが、結局流されるまま就職する

働きたくないので海外留学する

皆さん、

学生時代、就職したくなかったですよね?

内定もらえなくて焦ったり

内定もらって嬉しかったのは、

「取り残されてる感」から解放されたからであって、

「やっと働けるぜ!きゃっほー!!」

的な喜びではなかったですよね?

少なくともボクはそうでした。

なので、

「とりあえずどこでもいいから内定が欲しい」

「この『取り残されてる感』から解放されたい」

という気持ちだけで就職活動をしていました。

人生プラン構築や、目前の就活対策なんかしませんでした。

そんな中、

皆が参加していたので

なんとなく参加した合同説明会で、

当時のボクにとって運命の会社と出会ってしまいました。

そこがボクの勤める会社になるわけですが、

何が運命だったかというと、

そこは

  • 入社時期を1年先に延長して、その間海外留学してもよい
  • その間の給料は出ないが、留学費用は会社が出す

というオプションが存在していたのです。

それを知って、テンション爆上がりです。

働くのを1年間先延ばしできるし、

さらに内定状態なので「取り残されてる感」からも解放される。

そんな目先の「社会参入モラトリアム」のために

ボクは入社する会社を決め、

とりあえず目前の就活対策を始めたのでした。

長期的人生プランなんかロクに考えもせずに…

留学先で「帰国後すぐ就職」以外の道を知るも、他人事として処理する

無事内定をもらい学校も卒業できたので、

当初の目論見通り留学しました。

留学先は北米です。

一人でいきなり海外に飛び込んでいくわけなので

当然そこではいろいろあったのですが、

ここでは割愛です。

どうにか知り合いもでき、

彼/彼女たちといろいろ話していく中で

ボク的に衝撃的だった就職観に関する事実が

  • 北米では4月(9月)一斉入社ではないこと
  • なので、卒業後~就職前までのギャップイヤーなる概念があること

でした。

北米での就職活動は

個々人が企業に自分を売り込む活動であり、

タイミングも自分で勝手に決めるとのこと。

はじめてボクにその概念を教えてくれた人は

実質ニートみたいな生活のボクと週2~3回

昼間から会ってくれていたのですが、

その理由を尋ねると

「私は今、ギャップイヤーをエンジョイしている」

「だから、異文化を学ぶことができるアナタとのおしゃべりは好き」

と笑い、

ボクが日本の就活システムのことを説明すると

「アンビリーバボー!私ならそんなの耐えられない!」

と顔面蒼白になっていました。

ちなみに彼女はBLEACHが大好きで、

好きなキャラは阿散井恋次

好きなセリフは「絶対許さねぇ」

とのこと。

ボクはここで”forgive”の意味を覚えました。

閑話休題。

驚いたことに、北米には

日本の「よくわからない就職活動の流れ」

そのものが存在しなかったのです。

で、

そんな衝撃的な事実を知って

ボクの心境がどう変化したかというと、

何も変化しませんでした。

というか、

その概念を自分に適用とする

という考えすら浮かびませんでした。

ほんと、どうかしてますね(苦笑)

結局就職する

というわけで、

いろいろあった1年間の留学生活を無事終え、

「働く」ということに対する概念は

ボクの中で留学前と何一つ変わらず、

「ついにこの時が来てしまったか」

という悲しみとともに

入社したのでした。

ただ一つ良かったことは、

自分に適用するという考えには至らなかったものの、

自分にとっての「当たり前」が当たり前ではない世界がある

ということを知ることができたことです。

当時のボクへ「お前はこうしておくべきだった」

書いていて耳が痛い(?)ですが、

当時の自分へ、今の自分からアドバイスを3つ。

自分の人生は「自分事」として捉えろ

入社までのボクは、

義務教育

みんなが行くから高校進学

みんなが行くから大学進学

働きたくないから大学院進学

働きたくないから入社を延期できる会社へ入社

と、

ほぼ謎の流れに流されるまま

進路を決めてきました。

自分の意志は

  • 「怖い人と距離を置きたい」
  • 「働きたくない」

だけ(笑)

自分の人生を自分で歩んでる感覚がなく、

「~したい」という意思は

ほぼありませんでした。

強制所属の部活は

当時仲良かった友達が入りたい部活だったし、

やりたいことがないから

習い事や塾、サークルには所属しませんでした。

まだ

「流されている」「~したいという意思がない」ことを

自覚した上でそうなっているならいいのですが、

これらの自覚がなくなんとなく時を過ごしていると、

後で振り返ったときマジで虚無です。

当然、

何もしてこなかったわけではないので

得られたものは多々ありますが、

充実感というか達成感というか、

「人生を自分で歩んできた感」が皆無です。

  • もし、部活選択時点で人生の方向性が見えていたら、、、
  • もし、高校の文理選択時点で人生の方向性が見えていたら、、、
  • もし、志望大学決定時点で人生の方向性が見えていたら、、、
  • もし、大学の研究室選択時点で人生の方向性が見えていたら、、、
  • もし、大学の就活時点で人生の方向性が見えていたら、、、

もっと充実した人生を歩んでいたかもしれません。

こういったタラレバで反省地獄に陥らない方法については

別途記事を書きたいです。

話を戻します。

正直、

ボクは今も「自分の人生が他人事」

な感覚は強いのですが、

当時と違うのは

「自分の目指す人生の方向性に向かって、

自分の意志で選択、行動していること」

です。

その最たる例が

会社を辞めたことです。

会社にいたら永遠に

自分の目指す方向に舵を切れないので、

会社をボクの人生から切り捨てました。

それだけでボクの人生の向いている方向が変わり、

曇っていた景色が晴れ渡りました。

進まずに向きを変えただけで、です。

月並みな言葉ですが、

「あなたの物語の主人公はあなたしかいない」

というやつです。

自分の人生を生きましょう。

「自分にとって良い状況」くらい把握しておけ

自分の意志で自分の人生を歩んでいくには、

目指す場所、あるいは目指す方向が必要です。

でないと、

自分が何を選べばいいのかわかりません。

2人の人間がバイキングでケーキを取ってきたとして、

  • 自分の好きな食べ物がケーキだと知っているAさん
  • 自分の好きな食べ物を知らないBさん

のどちらに充実感があるでしょうか?

目指す方向(好きなケーキ)があるAさんにとって、

取ってきたケーキは大好物です。

一方、

目指す方向がないBさんにとって、

取ってきたケーキは単なる数ある食べ物の1つです。

Aさんのほうがなんか充実してる感、ありませんか?

目指す場所、あるいは目指す方向が必要

というのはこういうことです。

これと同じことを人生という尺度で見たとき、

さすがに高校時代に人生の目標を

具体的に「これしかない!」

と設定するのは限定しすぎだと思いますが、

目標の方向性として

「なんとなくこの方面に進みたい」

と設定するくらいは

人生を充実させるために必要なこと

なんじゃないかなと思います。

調べろ。できれば行動しろ

目指す場所、方向を設定することは大切と書きましたが、

その精度が悪いと迷走してしまいます。

さすがにサッカー選手を目指そうとして

バットで素振りを始めることはないでしょうが、

似たようなことは起こりえます。

つまり、

「自分の真の目標」と「自分の設定した目標」

が一致することが大切です。

完全一致とまではいかずとも、

設定目標の精度を上げることは

迷走を避けるためにも必要です。

そのためにどうすればいいか?

自分で調査しましょう。

そして、自分で行動しましょう。

調査だけしてわかった気になって

実際行動してみたら

そのとおり上手くいく

なんてことはほぼありません。

お願いだから調査&行動しててよ、当時のボク…

まとめ

ボクの人生のフェーズを

以下の7つに分けて、

  1. 就職活動~入社:何も考えてない期
  2. 入社~入社4年目:目の前の仕事でいっぱいいっぱい期
  3. 入社4年目~8年目:不満ばかりのウダウダ期
  4. 入社8年目~9年目:退職考え始め期
  5. 入社9年目:退職決意期
  6. 入社9~10年目:会社に妨害される期
  7. 退職ホヤホヤの今(2022年2月)

この記事では

1.就職活動~入社:何も考えてない期

の自分語りをしました。

そこから得られる教訓は3点。

  • 自分の意志で選んだ人生のほうが充実感がある
  • 選ぶには、人生の目標が必要
  • 目標について調べて行動しろ

この教訓、

2~7のすべてのフェーズで言えることです。

あれ?

2~7で書くことが

無くなっちゃたかもしれません(汗)

おそらく国が作成したと思われる

「卒業→4月の一斉就職」という謎の流れに

ちょっと抵抗はしたものの

なんとなく就職してしまう。

そんな時期でした。

「配られたカードで勝負するしかない」

とか

「置かれた場所で咲きなさい」

とかいう言葉がありますが、

自分の人生という大きなくくりにおいては

これらの言葉を真に受けてはいけません。

もちろん

「配られたカード」や「置かれた場所」で

自分にとっての快適を生み出せるのであれば言うことはありません。

ですがそうでない場合、

自分の人生の主人公は自分なんだから、

あらゆるところからカードを探してきたり

時にはカードを自作したりすればいいし、

自分を置く場所も、そもそも咲くかどうかさえも

自分で決めればいいのです。

で、

自分にとって快適な状況を

自分でつかみ取るには、

「自分にとって快適な状況」

を知らなければいけません。

ゴールを知らずに走りだせば、

高確率で迷走します。

自分のゴールを明確にするために

ゴール付近の情報を自分で調査して、

そのゴール目指して歩みを進めましょう。

ここまで読んでいただき、

ありがとうございます。

別記事でまだまだ語っていきます。

自分語りカテゴリも作りました(笑)

次は「入社~入社4年目:目の前の仕事でいっぱいいっぱい期」です。

なんか、「〇〇代にやっておくべきこと」系の本に書いてありそうな内容ですね。
あ、そういう趣旨だからむしろ適切なのか。

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