事前検査から1週間。
今日は
待ちに待った(?)
大腸内視鏡検査の日。
【出費】内視鏡検査診療費 & 水×2【5,760円】

商品名 | 価格(円) | 分類 |
---|---|---|
診療費 | 5,520 | 医療・健康 |
水×2 | 240 | 消耗品 |
合計(含消費税&割引) | 5,760 |
診療費と水2本。
水は別に持って行くのを
忘れたわけではなく、
量が足りなかった。
詳細は後述。
大腸内視鏡検査、当日の一連の流れ
一連の流れはこんな感じだった↓。
時間 | 内容 | 一言 |
---|---|---|
9:30~ | 流れの説明 | 病院特有の空気にあてられる |
10:00~ | 10分おきに下剤→下剤→水 | 精神的ダメージ① 出したものを見られる |
14:00~ | 着替えて待機 | 準備ができただけなのに 謎の達成感 |
15:00~ | 直前準備 | 精神的ダメージ② 注射針を刺したまま待機 |
15:15~ | 内視鏡検査 | 鎮静剤打ったら記憶が曖昧に |
15:45?~ | 鎮静剤抜け待ち | あっという間 |
17:00?~ | 着替え→支払い→帰宅 | ゆっくり帰宅 |
以下、
やったこと&感じたことを
だらだら書いていく。
9:30~ 流れの説明
今日検査するのは15人くらい
集合場所には
長机が6個くらい並んでいて、
席があらかじめ指定されていた。
同日内視鏡検査を受ける人は
ボクを含めて15人くらい。
長机に12人。
車いすの人が3~4人。
見た感じ、
長椅子の人は
ボクみたいな外来?の人で、
車いすの人は
入院患者さんっぽかった。
問診で安心、雰囲気で不安
受付を済ませたら
血圧を測った後
軽い問診があった。
問診では
「下剤が効いてる感じがしないけど
検査に支障が無いか?」を
質問した。
回答は「大丈夫です!」とのこと。
心強かった。
その一方で、
この時点で既に
- ペンが持てない人への配慮とか
- 転ぶ人への配慮とか
- 廊下を往来するストレッチャーといった
病院特有の負?のオーラを
感じてしまい、
メンタルにスリップダメージが
入ってる感もあった。
全体説明
その後
時間になったら全員に対して
1日の流れ(=以降ボクが書く内容)
が説明された。
全体としては、
内視鏡検査は2~3か所で
実施していて、
腸がキレイになった参加者から
随時検査を開始するとのこと。
なので
一斉にキレイになった場合は
待ちが発生することがあるらしい。
10:00~ 10分おきに「下剤→下剤→水→…」
ひたすら飲む & 腸に刺激を与える
検査のために
腸を空にする作業。
机には
2Lの下剤(モビプレップ)が
用意されていて、
10分おきに
「下剤→下剤→水→、、、」と
飲むことで腸が綺麗になるとのこと。
もう少し細かく書くと、
下剤を飲む
↓
廊下を歩き回る(=腸に刺激を与える)
↓
催したら出して、記録する
↓
10分後、また下剤を飲む
↓
廊下を歩き回る
↓
催したら出して、記録する
↓
10分後、水を飲む
↓
廊下を歩き回る
↓
催したら出して、記録する
↓
以下ループ
って感じ。
下剤の効果は
割と急に来るので、
歩き回って遠くまで行っちゃうと
結構ピンチになる(なった)。
なお、
集合場所の横には
トイレが12部屋くらいあったので、
「トイレが空くのを待つ」という行為は
一切不要だった。
今思うと参加者よりはトイレの数が少なかったから、
満室で我慢できず尊厳を失う確率が無きにしも非ずな気がする
下剤(モビプレップ)の味について
ちなみに下剤の味は
塩分?多めのスポドリ
って感じ。
感覚的には、
以前内モンゴルで
しょっぱいミルクティーを
飲んだときと同じだった。
どういうことかと言うと、
知ってる飲み物に似てるんだけど
謎にしょっぱい、
そしてそれは
決して美味しい方向ではない、
って感じ。
まずくて
飲めない人がチラホラいたけど、
ボクは問題なく飲めた。
腸がキレイになったかどうかの判定は当然、、、
机に置いてある説明の紙には
便の目安として、
実のある1段階目から
単なる色付き液体の6段階目までの
様子が写真で示されていた。
正直汚いんだけど、
そんなこと言ってる場合じゃないよね。
で、
ここが今日一番
メンタルにダメージを負った点なんだけど、
出したものを看護師さんに
診てもらう必要がある。
具体的には
- 下剤が効いているか(出したものが液状か)
- 腸が綺麗になったか(固形物や濁りがないか)
の確認のため、
最低2回見てもらうことになる。
1段階目と6段階目のチェック
これ、しんどくね?
“出したもの”を見られるという非日常
ボクは
事前準備の下剤が
あまり効いてないこともあってか
なかなか腸が綺麗にならなくて、
綺麗になったかの判定のために
結局何回も見てもらうハメになった。
途中からは
慣れてしまったので
精神ダメージを受けたのは
最初の1~2回だけなんだけど、
それでもその1~2回の傷は大きい。
最後の方なんか、
「これはどうでしょう?OK?」
「いや、まだじゃない?」
「ちょっと〇〇さんにも見てもらおっか」
「〇〇さーん、これどうですか?」
「うーん、もう一回かな?」
みたいな
看護師さん同士の会話が
ボクと出したものの前で
繰り広げられていたけど
ほぼノーダメージだったからね(笑)
最終的に
ボクの腸が綺麗になったのは
参加者中最後から2人目で、
トイレには10回くらい通った。
用意された下剤を全部飲んでしまう
そんな感じで
出したものを確認しているうちに、
下剤2リットルを飲みつくしてしまった。
その旨を伝えると、
下剤は2L以上は
飲んではいけないらしく、
水だけ飲んで様子を見ることに。
それにより
持ってきた水が無くなってしまい、
最終的に追加で2本購入した。
240円の出費だけど、これは無駄遣いとか言ってる場合ではない
更なる”非日常”は、かろうじて回避
水だけ飲んでしばらくすると、
看護師さんから
「もう30分様子見して、
それでも綺麗にならないようなら
お湯で浣腸しましょう」
ってことになった。
浣腸なんてことになったら
更に心にダメージが
入るところだったけど、
幸い水で様子を見る段階でOKが出た。
振り返ると、
この腸をキレイにするのが
一番しんどかった。
ちゃんと食事制限は守ったはずなんだけどなぁ…
14:00~ 着替えて待機
まだ準備が終わっただけ
正直
腸が綺麗になった段階で
謎の達成感があったんだけど、
本番はこれから。
ここでようやく
検査に備えて検査着に着替え。
大腸内視鏡検査専用装備
上半身の下着と靴下は
そのままでよくて、
それ以外は全部脱いで
ガウンとお尻側に穴のあるパンツ
(使い捨てトランクスを前後ろ逆にした感じ?)へ。
金属があるとNGらしい。
金属入りブラジャーは外せとのこと
持ち物の謎が解けた(と思い込めた)のでOK
おそらくだけど、
そのために持ち物が
ペットボトルの水だったんだと思う。
逆に言えば、
検査室に持ち込まないなら
水筒でも良かったんじゃないかな?
知らんけど
今回
水に300円ちょい
使ってしまったことは
節約の観点ではよろしくなくて、
結果論的には
500mlペットボトル1本と
水筒が最適解だったんだけど、
さすがにこの状況で
そんなこと言っても仕方ない。
それよりも
持ち物に「ペットボトル」と
わざわざ指定されていた理由が
(ボクの中で勝手に)判明したことの
スッキリ感に満足。
15:00~ 直前準備
想定外のダメ―ジ
着替えた後
席に座って待っていたら、
名前を呼ばれて直前準備へ。
何をしたかと言うと、
腕に注射針を刺された。
診察直前に
鎮静剤をスムーズに打てるように、
あらかじめ針を刺しておくとのこと。
これが
この日2番目の精神的ダメージ。
ボクは
針が身体に刺さってるところを見ると
気分が悪くなるので
採血のときは目を背けることで
やり過ごしてるんだけど、
刺さったままで待機っていうのは
ずっとそっぽを向いているわけにはいかず、
どうしても
針が刺さっているところを目にしてしまう。
そして何より
「針が刺さっている感覚」がする。
これが辛かった。
不幸中の幸い?は、
5分も経たずに検査室に呼ばれたことかな。
15:15~ 内視鏡検査
鎮静剤ってすげー
ここからは体感早かった。
先生に挨拶して、
ベッドに横になって、
検査しやすい姿勢になって、
鎮静剤を注射したら、
気づいたら終わってた。
鎮静剤の効果ってすげー。
鎮静剤を打たれた
(=針の先を鎮静剤にされた)
瞬間から、
なんともいえない
気持ちいい感じになっていったのを
覚えている。
それ以外にも
カメラの映像を見てたような
断片的な記憶はあるんだけど、
それが一連の流れとして
繋がらない感じ。
不思議な感覚。
異物挿入の不快感について
そうそう、
書くのを忘れるところだった。
大腸内視鏡検査をするって聞いた時に
真っ先に湧いたイメージは
お尻に異物を突っ込むことへの抵抗
だったんだけど、
その不快感は
(覚えてないから)全くなかった。
むしろ前述の通り、
- 出したものを見られること
- 腕に針を刺した状態で待機すること
の2つがしんどかった。
15:45?~ 鎮静剤抜け待ち
人生初の車いす
検査が終わったら、
たしか車いすに載せられて
別室のベッドに寝かせられた。
「身体がふらつくというより
頭がボーっとするって感じで、
肉体的には問題ないから
別に車いすなんて、、、」
って思った記憶があるけど、
身体を動かすのは頭で、
そこが薬で機能してないんだから
そりゃ車いすが安パイだよな、と
今なら思う。
そこで患者を転ばせたら面倒くさすぎるもんね
ベッドで横になって様子見
移動先のベッドで
横になって1時間ほど
鎮静剤が抜けるのを待ってた。
と言っても
実際は寝てるというか
ボーっとしてるというか
曖昧な感じで、
体感一瞬だった。
イメージとしては
いけないクスリで
キマっちゃってるような感じ?
なんとなく心地よいけど
心ここにあらず、みたいな?
知らんけど
ベッド端に座って様子見
1時間後に起こされて、
その後しばらくは
ベッドの端に腰かけて
また待機とのこと。
座らせることで
鎮静剤の抜け具合を
確認してたのかな?
出血有無の確認
またしばらくしたら
「トイレで出してきて
血が出てないか確認して来い」
って言われた記憶。
ホントうろ覚えだけど、
たぶん血は出なかったんだと思う。
このときは
さっきと違って看護師さんに
確認されることはなかった(はず)。
17:00?~ 着替え → 支払い → 帰宅
ある程度鎮静剤が抜けて
血も出てないことを
確認したところで、
説明を受けて解放された。
これで検査終了。
支払い手続きして帰路へ。
現時点では何もわからない
説明を聞いた時は
夕食に制限がないことだけが
ボクにとっては重要だったんだけど、
今紙を見返したら
夕食に制限がない人は
「観察のみでポリープ切除してない人」
だった。
これはつまり
- ポリープが存在しなかった→異常なし
- 内視鏡で切除できない何かが存在した→異常あり
ということ。
つまりは
何もわからないということなんだけど、
今現在
(検査後間もないから当然なんだけど)
下腹部に物凄い違和感があることも相まって、
どうしても悪い方向の妄想が膨らんでしまう。
いかんいかん。
結果が出るのは来週。
それまでは
ニュートラルでいよう。
何も成し遂げていない自分へのご褒美
ってことで(?)、
カステラとシュークリームを買って帰宅。
甘いもの最高!
まとめ
- 大腸内視鏡検査をしてきた
- 下剤は「しょっぱいスポドリ」って感じの味だった
- 大腸の洗浄度確認のため、出したものを看護師さんに見られるのが苦痛だった(初回)
- 鎮静剤をスムーズに投与するため、腕に針を刺された状態で待機するのが苦痛だった
- 鎮静剤が効いていたため、お尻に異物を挿入されることの不快感はなかった
- 結果は来週なんだけど、今現在大腸に違和感があるので悪い想像をしてしまう
- あまり考えないようにしよう
以上、
それでは~
まだ癌かどうかはわからないけど、どうしても悪い方に考えちゃうよね。。。
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