甘いお菓子、
特にチョコレートが好きです。
在職時代はほぼ毎日、
会社の売店で
名糖の袋詰めアルファベットチョコレート
(36粒くらい入り)を買って食べていました。
今思うと糖分過多なのですが、
どういうわけか健康診断結果や体重には
反映されませんでした。
とはいえ周囲からの忠告や書籍の情報から
さすがに危機感を覚え、
2020年頃からは健康に気を遣うようになり
チョコレート効果72%(26枚入り)
に置き換えました。
ただ、
どちらも350円くらいしていました。
タバコよりはマシだとは思うのですが、
毎日350円の出費はバカになりません。
ということで、
退職後はお菓子代を節約することにしました。
準備編である本記事では、
お菓子代節約の削減案を考えた
過程を書いていきます。
ちなみに結論は
- お菓子の代わりに、「すぐに食べられる何か」を常備する
- その「何か」を、ホームベーカリーで焼いたパンにする
です。
追記1:10か月後の結果はこちら↓。
追記2:お菓子との付き合い方について
再考した記事はこちら↓
「ですます調」じゃなくなってるから
続けて読むと違和感があるかも
お菓子代を減らす手段:消費量減 or 品質減 → 消費量減を採用
お菓子代を減らすには、
- 従来の品質のまま、お菓子の消費量を減らす
- 従来の消費量のまま、お菓子の品質(=値段)を下げる
のどちらか、
あるいは両方を実行する必要があります。
ただでさえお菓子は
小麦や砂糖で健康に良くないので、
これ以上品質を下げるのは嫌です。
ボクはお菓子の品質が低いほど
健康リスクが高いと思っています。
なのでここでは
「従来の品質のままお菓子の消費量を減らす」
方針をメインに考えていきます。
なぜお菓子を食べたくなるか?
お菓子を食べたくなる状況 → 6通り
お菓子の消費量を減らすにあたり、
まずは
「どういうときにお菓子を食べたくなるか?」
を考えます。
ボクにとって
お菓子が食べたくなる状況は、
今思いつく範囲で以下の6つです。
- 作業に集中できないけど、他に特にやることがないとき
- 問答無用で、なんだか無性に食べたくなるとき
- 特に食べたくはないが、そこにお菓子があるとき
- お腹がすいていて、お菓子以外に食べるものがないとき
- 外出先で提供されたとき
- 1~5以外(今思いつかない状況)
これら1~5の状況について、
お菓子が担う役割を考えます。
お菓子の役割 → 3通り
これらについて
お菓子が担う機能・役割を考えると、
以下の3つにグループ分け
できることに気がつきました。
- 幸福感の提供(1~3)
- 食事替わり(4)
- マナー的な何か(5)
それぞれ見ていきます。
役割1:幸福感の提供
お菓子を食べると幸せになれるので、
隙あらば食べようとするのが1~3です。
中毒ですね。
ただ、ボクの場合は
「お菓子を食べるとバフがかかる」
程度にとどまっており、
「お菓子を食べないとデバフがかかる」
わけではないと思っているので、
中毒(依存症)予備軍と呼ぶに
留めておきたいです。
幸福感を与えてくれる
役割2:空腹の解消
一方で
4の「食事替わり」というのは、
空腹を解消することができれば
別にお菓子じゃなくてもよいです。
では何故
その状況でお菓子を食べたかというと、
ご飯を作るよりも簡単に
空腹を解消できるからです。
すぐに食べられる
役割3:マナー的な何か
5の「マナー的な何か」というのは、
いわゆる
「出されたものは残さず食べる」
的なやつのことです。
これについては
日常的に自分でコントロールできないので、
これ以上追及はしないことにします。
これからも、
出されたお菓子はありがたく
全て平らげていきます。
お菓子を食べてしまう原因 → 手軽に幸福感をくれるから
以上より、
ボクがついついお菓子を食べてしまうのは
- 手軽に
- 幸福感を得られる
から、ということが言えそうです。
続いて、
この情報からどうやったら
お菓子の消費量を減らすことができるか
を考えていきます。
お菓子消費量の削減案を考える
お菓子に手が伸びてしまう理由が
- 手軽に
- 幸福感を得られる
の2つであるため、
消費量を減らす案としては
何らかの方法で
お菓子からこの2つの特徴を奪えばよい
ことになります。
ということで
これらお菓子の特徴を剥奪する案を
機械的に4つ挙げ、
それぞれ考えていきます。
案1:手軽さを奪う → 既に手軽だから無理
「手軽に食べられる」
という特徴を奪うためには、
どうにかして食べるために
手間がかかるようにする必要があります。
ですが
既に手軽に食べられるものを
わざわざ食べづらくするような案が
長続きするとは思えないので、
この案は却下です。
案2:幸福感を奪う → 既に幸福感をくれるから無理
先ほどと同じ理由で、この案も却下です。
そもそもボクには
お菓子から幸福感を奪う方法がわかりません。
人類誕生からこれまでの間に
人間はお菓子(砂糖)を食べると
幸せになるように
プログラムされてきた(らしい)ので、
この案は実現不可能だと思います。
というか
仮に幸福感を与えないお菓子が
存在したとしても、
メーカーそんなものを
売るわけがありません。
なぜなら、
お菓子は中毒化するからこそ
客が何回も買ってくれるからです。
お酒の代替品としてのノンアル飲料が
本来のアルコール飲料より
売れていないように、
中毒化しないお菓子が存在しても
売れないはずです。
それ以前に
お酒のように法律で規制されない限り、
中毒化しないお菓子は
そもそも出てこないのでは?
あ、
シュガーレスのお菓子が
それに該当するかな?と今思いましたが、
この話は本筋と関係がないので
ここまでにします。
お菓子の特徴を絶対的に奪うのは不可能
機械的に案1,2を挙げましたが、
すでに存在しているお菓子から
その特徴を奪い去ろうなんていうのは
到底無理ですよね。
ということで
ここからの2案では
相対的にお菓子の特徴を
奪っていこうと思います。
案3:お菓子より手軽な、お菓子以外の食べ物を常備する → よさそう
お菓子の「手軽」という特徴に着目して、
「だったらお菓子よりも
手軽なものを常備しておけばいいじゃん」
という案です。
そうすれば
相対的にお菓子を食べることが
面倒くさくなるため消費量が減る、
という考えです。
「より手軽に食べられる
代替品を何にするか?」
という問題はありますが、
少なくとも現実的な案だと思います。
案4:お菓子より幸福感をくれるモノを使う → 余計に高くつくので無理
こちらはお菓子の
「幸福感を得られる」という
特徴に着目した案です。
ただ、
ボクにはお菓子より
幸福感をくれるモノでかつ、
お菓子より安いモノが思い浮かびません。
思い浮かぶのは
法律に引っ掛かるモノだったり、
お菓子より高いモノばかりです。
ということでこの案も却下。
採用案 → お菓子より手軽な食べ物を常備する
ということで、案3の
「菓子より手軽な、
お菓子以外の食べ物を常備する」
を採用することにしました。
ここからは
お菓子の代替品を何にするか
について考えていきます。
お菓子の代替品にふさわしいモノは? → 暫定でパンにする
代替品候補の条件は、
「お菓子より手軽に食べられる」ことです。
お菓子を食べるまでのアクションは、
- (手元にあるお菓子を)手に取る
↓ - 封を開ける
↓ - 食べる
の3ステップです。
代替品はこれよりも
ステップ数が少ない必要がありますが、
ボクにはそれに該当するのは
パンしか思い浮かびませんでした。
レストランとかで、
バゲットがバスケットに
常備されているイメージです。
ボクがカナダにいた時のホストハウスにも
バゲットがテーブルに常備されており、
ボクはよくオリーブオイルをかけて
食べていました(隙あらば自分語り)。
それを自室で再現しようというわけです。
パンを食べるまでのステップは
- 手に取る
↓ - 食べる
の2ステップで
封を開ける必要がない分
お菓子より少ないので、
パンを手元に常備しておけば
お菓子が入る余地が無くなるはずです。
そして、
そもそもパンを常備しておけば
「パンがあるんだから
お菓子買わなくていいや」となり、
お菓子を買おうと思わなくなるはずです。
ということで、
お菓子の代替品として
パンを採用することにします。
もしパンを常備してもお菓子を
食べたくなってしまった場合は、
ボクがお菓子中毒候補者ではなく
真のお菓子中毒者ということになります。
そのときは
改めて他の案を考えることにします。
まとめ
本記事では
ボクが無職を満喫する期間を
最大限延長するため、
お菓子代を節約する方法を考えました。
自分の行動を振り返ると、
ボクがついついお菓子を食べてしまうのは
- 手軽に
- 幸福感を得られる
ことが原因であることが分かりました。
お菓子による幸福感を無くすことは
ボクにはできないので、
お菓子を食べるのが面倒くさくなるくらい
もっと手軽に食べられる
パンを常備しておく案を考えました。
パンを食べるようにすることで
お菓子の消費量が減り、
結果としてお菓子代の節約になるだろう
という腹積もりです。
「お菓子もパンも糖質じゃん!」
と思わなくもないですが、
まずはこの案でお菓子代
(ひいては食事代)の
節約効果を見ていきたいと思います。
追記:10か月後の結果はこちら↓。
それでは~
コメント