2泊3日の大阪旅行を
写真で振り返ってみる。
全工程はこんな感じ↓。
- 1日目:大阪移動→市内ぶらぶら→友人と夕食
- 2日目:万博
- 3日目:市内ぶらぶら→友人と夕食→帰宅
今回は2日目の3回目。
前回は
パビリオンの話だったけど、
今回はそれ以外の話。
万博と言えば
パビリオンな所があるけれど、
正直ボクは
パビリオン以外の方が
おもしろかった。
圧倒的非日常感
万博の何が面白かったかというと、
一言で言えば非日常感。
ボクは普段
自分の部屋を中心とした、
限られた行動範囲内でしか
行動していないので、
- 巨大建造物に囲まれた空間に
- いろんな国を代表する建物が並んでいて、
- 更にはいろんな造形物があって、
- そこに色んなタイプの人が行き交っていて、
- その大部分が楽しそうにしている
っていう
万博の環境/雰囲気との振れ幅が
人一倍大きかったんだと思う。
なんかもう、
行き交う人を眺めてるだけでも楽しかった。
これは
海外の目抜き通り沿いのカフェの
テラス席で感じる面白さと共通していた。
ボクにとっては
そういう意味でも
万博はプチ海外旅行だったな、と。
国名コンプチャレンジ
人を眺めてるだけだと
流石に飽きると思うけど、
最初に入ったシンガポールの
国名モニュメントが印象的だったので(↓)、
なんとなく通りがかった建物の
国名モニュメント(相当の何か)を撮影することに。

最初は
“ついでに撮る”くらいだったけど、
そのうち撮ることを目的に
ウロウロし始めた。
どうせなら
全モニュメント(相当)を制覇しよう、と。
ゲーミフィケーションっていうのかな?
自分で決めた目標を達成するために
ウロウロするのがやたらと楽しかった。
万博には
公式スタンプラリーがあるっぽいけど、
これに関しては
公式で用意されたゲームよりも
自分で作ったゲームを攻略する方が
楽しいと思った。
公式だと予約が無いと入れないパビリオンにスタンプがあって
ゲームクリアが絶望的っていうが理由のひとつ
今初めてマイクラ、
というか目的を自分で作る
サンドボックスゲームが
流行っている理由を
理解できた気がする。
チャレンジは失敗
ボクが
勝手に決めたレギュレーションは
- 地図等の情報は見ない(歩き回って探す)
- 国名がわかればモニュメントじゃなくてもいい(モニュメントなしの国もあるはず)
- メインの被写体になってないとダメ(たまたま映りこんでたのはダメ)
- コモンズ内の国は”コモンズ”でまとめちゃってOK
あたり。
自分ルールだから、
自分に都合のいいように。
このルールで歩いて
撮り回った結果がこんな感じ↓。

帰宅後に公式マップのリスト(↓)と
撮った写真とを照らし合わせて
答え合わせしたら、

4か国撮り逃していた↓。

撮り逃したのは
- バングラディシュ
- セネガル
- エジプト
- コモンズE
の4つ。
コモンズEに関しては、
コモンズはA~Eまであって
どのコモンズの写真を撮ったかを
把握できてなかったから
漏れてしまった感じ。
残りの3か国に関しては、
ボクが入ってきた
西ゲートの真正面なので、
「どうせ撮ってるだろ」って
そのままスルーしちゃった
パターンだろうな。
実際は
全モニュメントの写真を撮ると
決める前に通ったから撮ってなかったやつ。
見つけたキャラクター
歩き回ってるときに
人以外にも
なんかいろいろいて面白かった↓。
ポケモン




帰宅後調べたら
- ピカチュウ
- 初代御三家
- イーブイ
もいたらしいけど、
見つけられなかった。
ミッフィー
あとは
納得のミッフィー@オランダパビリオン↓。

人類最速の男
笑ってしまったのがコレ↓。
ウサインボルト@ジャマイカパビリオン(コモンズB)

アゼルバイジャン、ゾーマ城じゃん
あと面白くて
是非書いておきたかったのが、
アゼルバイジャン館の
6体?(8体かも)の像↓。

これ、
6体の像がそれぞれその場で
くるくる回ってるんだけど、
ボクにはこれにしか見えなかった↓。

ドラクエ3、
ゾーマ城のうごくせきぞう×6。
同行していた友人は
ゲームをしない人だから
話題に挙げなかったけど、
ボクと同じ感想を持った人が
結構な数いるんじゃないかな?
いると思いたい。
いてください。
ちなみに像のデザインはこんな感じだった↓。

とても神々しい。
(脳内のうごくせきぞうと比べてるから当然説)
宙づりの岩、2億円トイレを見忘れた!
そういえば、
話題になってた
宙づりの岩とか2億円のトイレとかを
見るのを忘れてしまった(笑)。
自分の楽しみを中断して
わざわざ見るようなものでもないから
まぁいいか。
余談:イベントを楽しめる条件
こんな感じで
(伝わってるかは別として)
ボクは万博を楽しんだんだけど、
この体験から、
イベントを楽しむための条件
っていうのが見えてきた気がする。
※ボクにとっての話
それが以下。
- なんとなく興味がある
- 期待しない
- しなければならないことがない
総じて
心理的に自由で、自発的な関心がある状態
ってところ。
以下詳細。
なんとなく興味がある
これは要するに参加意志の有無。
参加したくないイベントは
楽しめる確率が低い。
なんとなくでいいから
興味があるのであれば、
それは楽しむ芽があるということ。
芽が育つかどうかは他の条件次第。
ボクは
海外旅行が好きなので、
なんとなく興味はあった。
あとは
ネットニュースの不自然なほどの
ネガティブニュース推し。
逆に興味がそそられた(天邪鬼)。
期待しない
期待が裏切られるから
失望するわけで、
そもそも期待しなければ
失望しないし、
仮に残念に思ったとしても
それをフラットに受け止められる。
ボクが
今回万博に行った理由は
“誘われたから”。
受け身この上ない(笑)
なので万博自体には
特に期待をしていなかった。
前述の通りネガティブなニュースばかり目立ってたしね
だから
手続きやアクセス以外の
下調べをしなかったんだけど、
結果的に
それが功を奏したカタチ。
上述のボルトとか
うごくせきぞう(違う)とかは、
事前情報があったら
「調べた通りのものがあっただけ」
で終わるけど、
今回のボクは驚きをもって楽しめた。
そういうこと。
当然
下調べをしたからこその楽しみ
(=下調べをしないと逃す楽しみ)
っていうのもあると思うけど、
今回のボクに関しては
調べなかったからこそ楽しかったよ、
という話。
余談:「お金を払う」は「対価の期待」
仮に
万博で残念なことがあっても、
お金を失っていなければ
「残念な経験」ということで
フラットに受け止めて
笑って済ませることができるし、
将来の話のネタにもなる。
でも
お金が絡むと話は別。
もしお金を払った上で
残念なことがあったら、
それは支払ったお金分の価値が
交換されなかったということであり、
期待を裏切られたということ。
ボクは現状
貯金切り崩し生活をしている以上、
このパターンはできるだけ避けたい。
これについては、
ボクの主観で
500円くらいで買えそうな
ミャクミャクキーホルダーが
2,000円とかしていたのを
前日見ているということもあり、
ボクは万博で
お金は極力使わないことにした。
掌未満サイズのお好み焼き(↓)が
1,400円したことから考えても、
この方針は正解だったと思っている。

しなければならないことがない
閑話休題。
最後の
イベントを楽しめる条件は
「しなければならないことがない」。
要は
義務感が発生しない、ということ。
義務感はボクの中では
楽しさと真逆の存在だから、
それが存在するだけで
楽しめなくなる。
在職時、
仕事が全く楽しくなかったのは
コレが全て。
義務と自分ルールの違い
ただ難しいんだけど、
自分で決めた
「全モニュメントの写真を撮る」
っていうのは
見方によっては義務になる。
でも実際は楽しめている。
これは多分、
- 「義務を与える」のが自分か否か
- 根っこが「やりたいから」か否か
なんじゃないかな?
義務を与えるのが自分で、
その根源が
「なんとなくやってみたくなった」
である場合、
それは義務ではなく
「楽しめるゲームのルール」になる。
うーん、
人の精神って難しい。
情報量が多すぎる!
最初に書いたけど、
万博で過ごした1日は
ボクの普段の1日と
密度が違い過ぎた(濃すぎ)。
インプット量が多すぎて、
正直まだ処理できていない。
というより、
退職して密度の薄い毎日を
送るようになったことで、
その日あったアレコレを
全て処理できる生活に慣れてしまったので、
その日の出来事を処理せずに
スルーする能力が退化した、
って言った方が正確かもしれない。
在職時なんか
ほぼほぼスルーしてたからね(笑)。
それはそれで問題だから退職したんだけど
何が言いたいかというと、
もっとたくさん思うことがあったけど、
長くなったのでここで打ち止めということ。
まとめ
- 万博は、会場をぶらぶらしてるだけでも楽しい
- 目的があると、なお楽しい → ゲーミフィケーション?
- イベントを楽しめる条件は「心理的に自由で、自発的な関心がある状態」
以上、
それでは~
コメント