2泊3日の大阪旅行を
写真で振り返ってみる。
全工程はこんな感じ↓。
- 1日目:大阪移動→市内ぶらぶら→友人と夕食
- 2日目:万博
- 3日目:市内ぶらぶら→友人と夕食→帰宅
今回は2日目の2回目。
前回は
万博のお役立ち?情報だったけど、
今回は
周ったパビリオンの話。
国に対する自分語りを交えつつ。
パビリオンの感想
ボクが回ったパビリオンは
以下の11個。
- シンガポール
- ウクライナ(コモンズ)
- カナダ
- クロアチア(コモンズ)
- EU
- インドネシア
- モナコ
- ルーマニア
- オランダ
- サウジアラビア
- ウズベキスタン
以下、
それぞれについて
思ったことを書いていく。
シンガポール → お絵描きがくるくる回ってドーム天井で咲く
最初に入ったのはシンガポール。
学生時代、
国際学会の帰りに
18時間のトランジットで観光した国。

朝イチということもあり、
待ち時間がゼロだったので
とりあえず入った。
最初のフロアは
アートを交えた国紹介みたいな感じ↓。

オルゴールのリールが
天井からぶら下がってたのが
記憶に残っている↓。

そのあとの
吹き抜けフロアの
地上階で「夢」をお絵描きして、
その絵が光の玉になって
螺旋状に登って行き、
吹き抜け天井のドームで咲く、
みたいな展示↓。


「万博ってこういう感じね」
っていうイメージが
ボクの中で早くも固まった感じ。
ウクライナ(コモンズ) → いろいろバランス良い
次はコモンズの一角にある
ウクライナ。
2018年に旅行で
キエフとリヴィウに行った。
当時は首都を
ロシア読みでキエフって呼んでた。
今はキーウ

情勢上
戦争に触れないわけには
いかないだろうな、
とは思っていたけど、
レイアウト(外観)には
戦争のネガティブな感じは一切なく、
国旗カラーの黄色と青でシンプルに
まとまっていた↓。

展示内容は、
渡されたスマホで
展示物に括りつけられてる
バーコードを読むと、
動画でその展示物にまつわる話が
流れるというモノ。

その動画ではもちろん
戦争が中心(というか前提)だったけど、
前述の通り物理的展示は
あっさりしてるので、
悲壮感をあまり抱かずに
展示を楽しめた。
なんていうか
「上手いな~」って思った。
カナダ → 氷塊。AR一点集中
次はカナダ。
就職前に1年間
滞在していたこともあって、
特に愛着のある国。
事前予約に当選したから
待ちゼロで入れた。

展示内容はAR一点集中。
入り口で
取っ手付きタブレットを渡されて、
部屋に点在する氷塊のオブジェを
タブレット越しに見ると
そこに無いものが見える、
っていうやつ。


それだけ。
メッセージ性はほぼ無し。
お堅い展示じゃなくて
アトラクションっていう感じ。
振り切っていて良いと思う。
ただ
ボクは予約できたから
普通に楽しめたけど、
並んでまで体験したいかっていうと、、、
クロアチア(コモンズ) → 、、、で?って感じ(笑)

次はコモンズ内のクロアチア。
2016年にザグレブと
ドブロブニクに行ったことがあるから
やっぱり愛着のある国。
ただ、
展示は正直よくわからなかった(笑)
国の形状的に
色んな気候が存在するよ、
みたいなことをディスプレイで
言っていて↓、

隣のブースには
色の異なる4種のチューブが
天井から伸びて暖簾というか壁?
みたいになっていて、
そのチューブ内の水温が
クロアチアの4か所の気温?か何かで、
温度がどれも違うでしょ?
みたいなことを言っていた↓。

上手く説明できないんだけど、
これに限って言えば
ボクの文章力の問題ではないはず。
わからないものは説明ができない。
EU → なんかお堅いこと言ってた
次はEU。
東ゲートから入った友人と合流し、
ガンダムに向かう途中に
待ちゼロで入れそうだったので。
なお、
ここからしばらくは
友人と同行していて、
見学先の選定に
ボクの意志は介在しない。

連合組織ってだけのことはあり、
国の特徴みたいな色は特になく、
お堅いこと、教科書的なことが
示されていた印象。
意図は不明だけど
枯山水マシーン?があって、
それが印象的↓。
というかそれしか覚えてない(笑)

インドネシア → ダンス & 珈琲 & 武器 & ブレワイ
2018年に
ジョグジャカルタとバリ島に行った。
キンタマーニ噴火前
ここは一番わかりやすく
お国柄を感じることができた。

ここは15分くらい待ったのかな?
ただ、
待ってる間に無料コーヒーをくれたり、
ダンスのショー?(↓)があったりしたので
あまり待ってる感覚は無かった。
あとは
友人と喋ってたからっていうのもあるかも。

展示は
「ジャングル→映像→武器→映像」
って感じ。

1回目の映像は
“the万博”って感じの
国の特徴を織り交ぜた教科書的内容↓。

その後
スロープを上りつつ
壁に飾られた武器達を眺め↓、




2回目の映像は
ゼルダのブレワイの
インパの所のムービーの元ネタ
と言われたら信じてしまう感じの
伝統的な何かの映像(↓)だった。

ボクはインドネシアには
「一人で黙って効率よく終わらす」
のではなく
「効率は置いておいて皆で楽しく終わらす」
みたいな偏見を持っていたんだけど、
このパビリオンは
それを補強する材料になった感じ。
いいんだか悪いんだか、、、
モナコ → 行列で水溜まりに落ちる危険あり
次はモナコ。
行ったこともなければ
場所も知らない。
なんかF1で有名らしい。

内容は覚えていない。
ただひとつ言えるのが、
行列待ちのときに
水に落ちる危険がある
ということ。
行列は↑の写真のように
水溜まりの周りを通されるんだけど、
大きな水溜まりに隠れて?、
写真の右奥にも目立たない水溜まりがある。
その水たまりが
「何でここにあるの?」っていう配置なので、
意識しないと足を突っ込んで靴が濡れる。
っていうか
ボクらの少し前の人が
足を突っ込んで靴を濡らしてしまっていた。
万博期間中、
3桁人は靴を濡らすんじゃないかな?
そのくらい罠配置だと思う。
ルーマニア → 映像 & バイオリン & 展示少々

40分くらい並んだ。
時間ごとに人数を区切って入場させていて、
丁度僕らの前で区切られてしまった。
なので20分余計に待った。
待ち時間を緩和させるような
工夫が短いループ映像だけだったり、
列から内部で放映されてる映像が
半端に見ることができたりと、
なんだか完成度の低さを感じた。
併設のレストランが
未オープンだったりしたので、
実際完成してなかったのかもしれない。
夕方になって疲れてきたこともあり
不満が目立っただけかもしれない。
内容は、
ひな壇に座らされ映像を見た後、
唐突にバイオリンの独奏が始まった↓。

ボクらは
行列が一番前だったおかげで
ひな壇で一番前を陣取ることができたので、
演奏者の指元をしっかり見ることができた。
ルーマニアらしさとかは
よくわからなかったけど、
とても貴重な体験ができて良かった。
演奏内容は覚えていない
演奏の後は
ひな壇情報にある
こぢんまりした展示(↓)を見て解散、
って感じ。



映像と演奏で15分、
展示に5分っていう配分なんじゃないかな?
ボクは気になったものは
じっくり見たい派だから、
この時間で区切らされるっていうのは
好きじゃない。
ここで友人と解散。
各自自由行動へ。
オランダ → オーブ & ミッフィー
次はオランダ。
2018年にアムステルダムと、
その隣の風車の街に行った記憶。
ザーンセスカンスって街っぽい
直前の予約抽選に当選したので
入ることができた。

内容は、
スマートLED電球(オーブ)を貰って、
それを各所にタッチすると
色が変わって~みたいな体験型↓。




展示の最後には、
「このオーブを持った複数人で
協力(指定場所に立つ)しないと
問題が解決できない~」
「オーブをお持ちの方、是非協力を!」
「見知らぬ人でも協力すれば
問題を解決できた!」
「地球の問題も協力すれば
乗り越えられる!」
みたいな、
そこだけディズニーのクルーみたいな
テンションの人がいて
「お仕事ご苦労様です」って思った。




サウジアラビア → 人工珊瑚
19時頃になり、
待ちゼロで入れる
パビリオンが増えてきた。
サウジアラビアはその一つ。

内容は、
例によって覚えていない。
ひとつだけ覚えているのが
3Dプリンタで作った人工珊瑚↓。

よくわかんなかったんだけど、
珊瑚って生き物だよね?
人工珊瑚は無生物だよね?
珊瑚礁の代わりになれるの?
その辺のことは
説明されてなかったと思う。
ウズベキスタン → 全部見せる気が無い
次はウズベキスタン。

ここも
ほぼ待ちゼロで入れるって
呼び込んでたから入ろうとしたんだけど、
無情にもボクの眼の前で区切られた↓。

でも
乗り掛かった舟ということで
待つことに。
で、
待ったはいいんだけど、
正直ここには構成上の欠陥があると思う。
どういうことかというと、
- 「展示→上映→展示」の構成である
- 時間と人数を「15分で1集団」のように区切っている
- にもかかわらず、展示は「3分の映像が10個」である
そのせいで
- 展示を全部見終わる時間がない
- 見終わる前に「上映に行け」と促されてしまう
という問題が発生する(した)ということ。
このパビリオンは珍しく
係の人が集団を仕切る形で
見学が進んでいくんだけど、
それが悪い方に出た感じ。
閑話休題。
最初の展示の一部はこんな感じ↓。

写真だとわかりにくいけど、
これ↑は映像(だった記憶)。
これらを全部見る前に
上映に促されてしまった↓、

上映後は屋上?に出て、
そこでは”木”をアピールしてたんだけど↓、
パビリオンの配置的に
すぐそばに万博のバカでかい
木の輪っかがあったので、
ありがたみが薄れてしまった。

1日フルで回るのは疲れる(知ってた)
ボクが
見て回ったのは以上の11か所。
この後は
帰り際にドローンショーが
やっていたので、
それを見てから帰路に就いた。
パビリオン数を稼ごうと思えば
あと4~5か所は回れたと思う。
ただボクは途中から
別の目的ができたので
そちらを優先した次第。
それについては別記事で書くつもり
こうして
一連の自分の行動を
まとめてみると、
後半になるにつれて
不満が増えている。
やっぱり疲れてたんだろうなぁ。
お昼に小さなお好み焼きしか食べてないしね
まとめ:どこも大体同じこと言ってる
だいたいどの国も
「新技術、サステナビリティ、明るい未来」
を国の特徴を添えて紹介するって感じで、
そういう意味では
ボクにはどれも同じ印象だった。
そんな中、カナダがAR一点集中で潔かった
まぁ
会場のお祭りムードとか
国の特徴の部分が面白かったから
何も不満はない。
特に国ごとで何かを
競っているわけではないんだから、
展示内容に関しては
「こういうのでいいんだよこういうので」
っていうのが最適解なんだろうな。
それにしても、
愛・地球博(2005年)のときは
万博なんか行っても
まったく楽しくなかったのに、
今は普通に楽しんでいる。
たぶんその間に
海外旅行に行くようになったのが
大きいんだろうな。
万博なんて
見方によればプチ海外旅行だもんね。
いやぁ、
人の興味は移り変わるものなんだなぁ~
20年もたてば当たり前か
以上、
それでは~
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