去年の4月に読んだ本。
橘玲氏が紹介してたから手に取った。
本の帯に橘玲氏のコメントもある
内容としては、
まっとうで面白みがない
(からこそ信用に足る)感じ。
著者は
保険関係の偉い人?だったらしく、
その分野の裏話的な所は面白かった。
「どこも同様に腐ってる」的な意味で
概要?結論?
本書に書かれていたことは、
- NISAでインデックスファンドを買え
- 保険業界も他業界と同様、腐っている
の2点。
以上。
移動中に
紙の本で読んだということもあり、
ほとんどメモを取っていなかった。
以下がメモの全て↓。
役に立つからこそつまらない本。
リテラシーのある人なら
「まぁそうだよね」で終わる。
山崎元×ホリエモンの本(感想)とか、
日本版FIREの本(感想)と同系統。
印象的だったのが保険会社の話。
って言っても
結局どこも同じで、
「ここでも問題の先送りかぁ~」
ってだけなんだけど。
「国民を守るのが
保健監督の目的なのに、
若者を犠牲にして
保険会社を守ったのが
日本の保険監督」
とのこと。
これ、
直近だと国債と日銀の分野?で
同じことが起こりそうで怖いんだけど、
もし起こっても
誰も責任取らないんだろうな。
なお辞職は
責任取ったことにはならない。
以下、
- NISAでインデックスファンドを買え
- 保険業界も他業界と同様、腐っている
の2点について
それぞれコメントする。
NISAでインデックスファンドを買え
タイトルである
「金融地獄の生き抜き方」は、
NISAでインデックスファンドを買え
でおしまい。
これ以上言うことがない。
敢えて言うなら、
これを書いている時点で
本書がまともな本であると言える。
ちなみに
iDeCoについても触れられてたとは思うけど、
ボクには(所得がないため)関係ないのでよく覚えていない。
保険業界も腐っている
もう一点の
保険業界も腐っているについて。
現在が金融「地獄」である
理由の一端が垣間見えるんだけど、
悲しいことに(?)
(ボクにとっては)もはやありふれた話。
以下のようだったと記憶している↓。
かつて、高金利前提の長期契約が大量に作られた
↓
バブル崩壊後、超低金利になった
↓
保険会社は約束した利回りを運用で稼げなくなった
↓
本来なら契約条件の見直しや保険会社の破綻処理が必要な状況だった
↓
しかし保険監督は、契約者保護と保険会社の延命を優先した
↓
高予定利率の既存契約(高齢者)は維持された(これがいわゆる「お宝保険」)
↓
穴埋めとして、新規契約(若者)は利率が低く、負担の重い条件を受け入れさせられた
↓
若者の保険料が、過去の失敗契約と保険会社の存続を支える形になった
↓
これは本来の保険の仕組みから逸脱した、世代間での負担転嫁である
↓
結果として、保険会社は守られ、若者の不利益は放置された
あらゆる分野、
至る所でコレと同じことが
起こっているように思える。
そのひとつに、
最近著者が書いていた
「議員の国保逃れ」
に関する記事があるかと(後述)。
著者の「議員の国保逃れ」に関する記事
去年の4月に読んだ本の
感想を今になって
書く気になったのは、
著者が書いた
以下の記事を見かけたから↓。
メディア・会社員に「国保逃れ」を批判する資格はあるか?維新の会を糾弾しても解決しない健康保険制度の構造的欠陥
記事に対するボクの理解
以下、
自分に定着させるために
ボクの理解した内容を要約してみる↓。
本来、
国民皆保険を名乗るなら
全国民に対して
同じ保険制度が採られるべきである。
でも現状を見ると
- 「会社員」は会社の社会保険(社保)
- 「それ以外」は国民健康保険(国保)
と別の制度が採用されている。
ここで問題なのが、
会社員は働けている程度には
健康であるのに対し、
「それ以外」には自営業者の他に
高齢者や体を壊した人が含まれるので、
必然国保の方が
支払う保険料が高くなること。
これは分断と言える。
この分断を
今から修正しようとすると、
- 健保組合の解体
- 会社員の保険料上昇
といった
多数派が損する変化が避けられない。
(特に日本では?)
そんなことできないので、
政治的には
- とりあえず今は触らない
- 不公平は見ないことにする
という選択が繰り返されてきた。
その結果として、
国保の負担だけが年々重くなり
ついには「国保逃れ」が
合理的な行動として現れることになる。
つまり「国保逃れ」は、
長年の問題の先送りが
限界に達したときに
表面化した症状とも言える。
こう考えると、
「国保逃れはけしからん」だけで
話を終わらせるのはどうなの?
更に言えば、
社保で(結果的に)恩恵を受けている人が、
(合法な)工夫によって
国保逃れをしている人を批判できるの?
制度が悪いよ制度が!
って感じ。
これが民主主義/資本主義の限界ってやつ?
結局のところ、
あらゆる分野で
問題の先送りが積み重なった結果が
「今の日本」なんだろうな、と。
社会保険料然り
国の借金然り
少子化問題然り。
別の言い方をすると、
「あるものをないとしてきた」結果とも。
移民はいない(技術実習生はいる)とか
借金はない(無限にお金を刷れる)とか
遺伝はない(努力でなんとでもなる)とか。
結局社会を動かすのも
個人の集合体なわけで、
社会的には必要な動きだとしても
個人としては
矢面に立ちたくないから、
「自分の任期中に問題が
顕在化(=爆発)しなければいい」
っていうのが最適解なんだろうな。
昔バラエティとか
マリオパーティとかであった、
膨らみ続ける風船を
なすり付け合って
破裂した人が負け
ってゲームがあるけど、
あれを
偉い人達が真剣な顔して
やってる印象しかなくて笑える。
なんでそのゲームに参加したんだろ?
繰り返しになるけど、
個々の人が悪いというより、
システム的に
そうならざるを得ないんだろうな、と。
民主主義と資本主義が
最悪だけどこれ以上の案がない
と言われる理由が
この辺りなんだろうな。
最悪ハリボテになってもいいので、
ボクが死ぬまでは
頑張って体裁は維持してください。
といってボクも間接的に風船を他人に擦り付けていく
まとめ
- 「金融地獄を生き抜け」を読んだ
- 以下の2点が印象に残った
- NISAでインデックスファンドを買え
- 保険業界も他と同様腐っている
- 腐る原因は、個人のせいではなく制度のせいな気がする
- 最近の「議員の国保逃れ」も、制度の歪みが招いたとも言える
- 腐りきって機能不全に陥る前に寿命を迎えたいものだ
以上、
それでは~
資産運用初心者向けの本って感じ



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