前回の続き。
本書はボクには難しく、
総論を掴むことができなかった。
それでも
理解した気になりたかったので、
読書中のメモからAIに要約を作らせ、
それを理解することで
本書を理解した気になることにした。
やっていることは
本の内容に関する
答え合わせ不可のひとり伝言ゲーム
なので非常に滑稽なんだけども、
それなりに理解することが
できたのでヨシとする。
要約 ~ネット怪談の体系化~ (by AI from 読書メモ)
ってことで以下、
読書中のメモをAIに喰わせて
まとめさせた内容。
まとめさせる際の指示は
「要約して」ではなく、
「ネット怪談がどのように
体系化されているかをまとめて」
とした。
メモが断片的なので、
そう指示した方が
より本書のタイトルである
“ネット怪談の民俗学”に
沿った出力になると思ったので。
出力内容の全体像はこの通り↓。
- 前提:方法論とスタンス
- 基本分類:型(形式)と系(内容)
- 動的側面:共同構築のプロセス
- 歴史的変遷:ナラティブからデータベースへ
- 全体のまとめ(総論)
以下、それぞれ見ていく。
①前提:方法論とスタンス
まずは本書の前提について。
■ 民俗学的な前提(分析方法)
本書は民俗学的立場に基づき、
以下の前提で対象を扱っている。
- 不信の念の停止:語られている内容の真偽は判断しない
- 関心の対象は「事実」ではなく「語り」そのもの
- なぜ語られるのか/どのように広まるのかを重視する
つまり、
「それが本当に起きたか」ではなく
「なぜそれが“起きたものとして語られるのか”」を分析する
ということ。
■ ネット怪談とネットホラーの区分(スタンス)
まずは
用語の最上位の区分として、
- ネット怪談:作者不明/事実かもしれないもの(伝承)
- ネットホラー:作者が意識される創作(フィクション)
が存在する。
ただしこれは固定ではなく、
拡散の過程で
ネットホラーがネット怪談化する
(=作者が消える)という流動性を持つ。
なお、
ネットという特性上、
逆の変化(ネット怪談→ネットホラー)は
起こりにくい。
ネット怪談が商業化により
「ネット怪談由来のホラー作品」になることはあるけど、
それは最早”ネット”ホラーではない。
② 基本分類:型(形式)と系(内容)
次に体系化するにあたっての
語られ方(型)と内容(系)について。
■ 型(どう語られるか)
語りの形式や
媒体に関する分類は以下の通り。
- 体験談型(1人称の実話風)
- 噂型(都市伝説的な伝播)
- 実況型(掲示板などでの逐次更新)
- 実況配信型(リアルタイム動画)
- 画像・映像主体型(クリックベイト、ファウンド・フッテージ等)
- 再媒介化された形式(まとめサイト・動画による固定化)
■ 系(どのような内容か)
語られるテーマや
モチーフによる分類は以下の通り。
- 因習系(風習・呪い・差別など)
- 異世界系(境界・異空間・デジタル的異常)
本書に出てくるネット怪談は、
これらの型、系のいずれかに分類できる。
「○○型××系」の例
例えば、
「くねくね(Wikipediaリンク)」は
体験談型(+噂型) × 因習系
「きさらぎ駅(Wikipediaリンク)」は
実況型(+再媒介化) × 異世界系
「ヒサルキ(アットウィキリンク)」は
体験談型(+噂型) × 異世界系
と表せる。
後述するが、
「変化し続けること」が
ネット怪談のアイデンティティなので、
上記例の()に示したように、
主に”型”は補強や拡散の過程で
変化することが多い。
③ 動的側面:共同構築のプロセス
ネット怪談の特徴の一つに
匿名の不特定多数による
「共同構築」というものがある。
そして
共同構築であるがゆえに
「完成した状態」が存在しない
(=常に変化し続ける)
というのもまた特徴。
共同構築の過程には、
- オステンション:語りを現実で再現する(行ってみた系)
- 逆行的オステンション:断片に後付けで意味を与える
- 再媒介化:媒体を変えながら拡散・固定化する(まとめサイト系)
等がある。
とある話に対して、
これら共同構築が
参加者全員が飽きるまでずっと続く。
よって、
ネット怪談は
「完成された作品」ではなく
継続的に書き換えられる伝承
として捉えられている。
④ 歴史的変遷:ナラティブからデータベースへ
時間軸での変化も
以下のように体系化されている。
- 2000年代(ナラティブ中心):
因果関係やストーリーが重視される(因習系・体験談型) - 2010年代後半以降(データベース中心):
物語性が希薄化し、断片や雰囲気の共有へ移行
これは
ITの発達によるところが大きい。
- 文字→画像→動画
- 掲示板→録画→配信
のように、
より解像度の高い媒体に
遷移するとともに
ある意味で
「証拠の捏造」が難しくなる*ため、
物語性が無くなっていったと思われる。
*ピンぼけ写真と高解像写真では、
前者の方が心霊写真になりやすい
(=仕立て上げやすい)ということ
⑤ 全体のまとめ(総論)
ここまでを統合すると、
本書における
ネット怪談の体系は以下の通り。
ネット怪談とは、
「作者が曖昧なまま、複数の形式(型)とテーマ(系)を横断しながら、
共同的なプロセスによって生成・変形され続けるデジタル伝承」
であり、
その中心は
物語(ナラティブ)から感覚(データベース)への移行にある。
以上。
充分わかった気になれた
ネット怪談みたいに、本書の内容をAIが改変
以上がAIによる
本書がネット怪談をどう体系化しているか?
についてのまとめ。
読むとたしかに
そんな内容が書かれていた気がする(笑)。
読書中は
もっととっ散らかっていて
「各論の絨毯爆撃で
まとめようがないじゃん」
って印象だったので、
それをまとめてくれるAIすごい。
ただ、
読んだ覚えのない内容
(=メモしてないはずの内容)が
追加されている気がするので
(特に「型と系」のところ)、
それこそネット怪談のように
AIが勝手に情報を
補足してると思われる。
仮初の理解でも、”無”よりはマシってことで
それでも
ボクの頭だけでは
なにも理解せずに終わっていたので、
それと比べたら
たとえAIのまとめに
本書の内容とのズレがあろうが、
あるいは
真逆のことを言っていようが、
ボクの頭に
何かしらがインプットされる分
有意義と言えるはず。
というかそもそも
普通の読書においても
著者が本に込めた情報を
読者が100%把握することなんか
ほぼないだろうし、
なんなら誤解することも
多々あるだろうから、
今回みたいに
本書を読んで得た断片から
AIに全体像を復元してもらって
わかった気になるのも
(理解不足 & 誤解の範疇なので)
「読書」として
何もおかしなことはないはず。
謎の自己正当化、ヨシ!
総論はつかめてなかったけど、雰囲気はつかめていた?
ここで
今回のAIの要約と
前回ボクが考えた
「ネット怪談の正体」を
比較してみると、
結構共通点があると思う。
結果論だけど、
「これが本書の総論である」っていう
確信がもてなかっただけで、
まぁまぁ本書の主張をを
つかめていたってことなのかも?
って言っても
AI要約との比較をして初めて
妥当性?を判断できたわけだから、
AI要約が無駄だったわけではないし、
そもそも
AIの要約が本書の内容を
反映しているわけではないから、
答え合わせにはならないんだけど。
うーん、、、
今更だけど、
学術論文にも「まとめ」の章は
存在する*んだから、
本書にも章ごととは言わないけど
本全体としての「まとめ」は
欲しかったなぁ。。。
*経験上、少なくとも電気/情報/物理系の論文には必ず存在していた
それとも、
民俗学っていう学問が
そういうものなのかな?
だとしたらやっぱりボクと相性悪いぞ(笑)
まとめ
- 「ネット怪談」の民俗学を読んだ
- ボクには難しくて総論がつかめなかった
- 理解するために、読書メモを元にAIに要約させた
- そのAIの要約を理解することで、本書を理解した気になれた
- こういう読書もアリなのでは?
- でもやっぱり実用書?ノンフィクション本?には「まとめ」が欲しいな
以上、
それでは~
「まとめ」は存在しているけど、ボクの読解力の低さ故に見逃してた説もワンチャン




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