ヤマザキの新商品、
関東風そばだしの串だんごを
買ってみた。
普段は新商品なんか
買わないんだけど、
この商品は新商品にもかかわらず
40%引のシールが貼られていたので。
肝心の味については、
この新商品4割引きの事実から
何かを察することができると思う。
その察した内容で、
たぶん間違いはない。
残念ながらボクには刺さらなかった。串なのに、、、
以下、
どう刺さらなかったのかを書いていく。
※べた褒め系のレビューではありません
※関西風うどんだしの串だんごの感想を追記しました(6/12)
商品概要
関東風そばだしの串だんご
公式曰く、
鰹だしを効かせて関東風に仕上げたしょうゆベースのたれをかけました。
山崎製パンHP 新商品一覧より
とのこと。
新商品のわりには
なんか説明が
あっさりしすぎな気がする。
でもこれは
ボクの感覚の方がズレてて、
ほとんどの新商品は
説明があっさりしていて、
キャンペーンかなんかで
特設ページができるような
商品だけが丁寧に説明されてるのかも。
特に
ヤマザキみたいな
しょっちゅう新商品を
発売している大企業は
新商品の度に特設ページを
つくるわけにもいかないもんね。
ちなみに
ボクが買ったスーパーの税別価格は
168円だった。
それを諸々込みで税込み85円で購入した
関西うどんだし串だんご
こちらは公式曰く、
鰹節、昆布、いりこの合わせだしを効かせて関西風に仕上げたたれをかけました。
山崎製パンHP 新商品一覧より
とのこと。
関東風が
鰹だしだけなのに対して、
こちらは
鰹節、昆布、いりこの合わせだし
とのこと。
関東風同様、
説明があっさりしている。
残念ながらボクには
これらの説明から
味の違いをイメージすることが
できなかった。
こちらも関東風同様、
税別定価168円で売ってたのを
税込み85円で購入した。
原材料比較
両者の原材料を比較すると
こんな感じ↓。
上新粉、砂糖、麦芽糖までは同じで、
以降
関東風そばだしは
つゆ、醤油、天かす、添付かつお削り節、
関西風うどんだしは
醤油、添付天かす、つゆ、天かす
の順番。
「しょうゆベースのたれ」を
謳っている関東風の方が
関西風よりも醤油の割合(重量)が
少ないっていうことと、
やはり
「添付鰹節」を謳っている関東風の方が
天かすを謳っている関西風より
天かすの割合(重量)が多いことが
気になった。
これに関しては
似たような事例が
いくらでもあるんだろうとは思う。
「重量」と「味への影響」の相関の問題かと
ボクの感想
食べ終えたボクが
一言でこの商品の説明を試みると、
甘さと色が薄くなって
出汁の風味が追加された
同社のみたらし団子に、
何故か鰹節や天かすが
付属しているもの
となる。
関西風の感想を後から追記しているんだけど、
ビックリするくらい関東風と同じ感想で
我ながら草
味、食感について
まずは味と食感に関して。
食感は
基本的には
同社のみたらし団子と同じで、
それに鰹節/天かすが加わった感じ。
味に関しては、
甘さはタレよりも
団子の方から感じたかな?
そのくらい
タレの甘さは控え目。
出汁の味、
というか風味は感じたけど、
それが
「関東風そばだし/関西風うどんだし」
として名を冠せる程ではないかなぁ、
っていうのが素直な感想。
どちらも食べてみた感想として、
両者の違いが
ボクの舌にはよくわからなかった。
同時に食べ比べなければ
わからないんじゃないかな?
あと
これは細かなことだけど、
どちらもパッケージに
「●たれに天かすが入っています。」
って書いてあるんだけど↓、
関東風そばの方は
見た目からも味/食感からも
たれに天かす要素を
全く感じなかった↓。
一方で
関西風うどんの方は
(味/食感ではわからなかったけど)
ちゃんとタレに天かすが
入っていることを
目視で確認できた↓。
関東風の方は
天かすを粉砕して
タレに混ぜてるのかな?
(目玉の?)鰹節/天かすについて
本商品における
他商品との最大の差別化要素と
言ってもいい
付属の鰹節/天かすについて
以下に書いていく。
鰹節
正直、
振りかけても
マリアージュ?相乗効果?
的なものは特になくて、
少しダシの効いたみたらし団子に
鰹節の味と食感が
追加されただけって感じだった。
なので
鰹節のメリット、
というか存在理由が
ボクにはわからなかった。
鰹節が好きな人には
良いのかもしれないけど、
そういう人は別に
この団子に降りかけなくても
いいのでは?
とも思った。
ボクがこの商品を気に入ったとしたら、
今後はみたらし団子を買って
それに自前の鰹節をかけるようにすると思う。
(その方が安いから)
さらに追い打ちとして、
振りかけることで
テーブルに鰹節の粉が
どうしても舞ってしまうので、
掃除(って程じゃないけど)の
手間が増えてしまうという
デメリットが存在する。
そもそも鰹節の袋を開けるっていう手間もあるし
なので
鰹節はボクとしては
デメリットの方が大きい。
天かす
天かすに関しても
大筋では鰹節と同じで
少しダシの効いたみたらし団子に
天かすの風味と食感が
追加されただけなんだけど、
天かすの
サクサクした食感の
主張が激しく、
食感の変化が著しいため
マリアージュとは言わないけど
天かすを振りかけて食べる意味
が無くもないかなと感じた。
この点は
関東風の鰹節より
明確に差別化ができていると思う。
それが美味しいかどうかはまた別の話。
また、
振りかけると舞ってしまう
鰹節に対して
天かすは舞うようなことはないし、
容器に残った天かす(↓)も
ゴミ箱の上で容器を振れば
簡単に落ちてくれるので
鰹節に比べて
片付けがラクっていうのは
相対的なメリットと
言ってもいい気がする。
総評:どちらもみたらし団子の下位互換
ということで
総評としては、
関東風そばだし、関西風うどんだし共に
味、値段どちらをとっても
みたらし団子でいいじゃん
って感じ。
特に値段に関しては、
今回買ったスーパー基準で
関東風、関西風が共に
40%引き+10%引きクーポン利用で
税込み85円に対して、
みたらし団子は
特売価格で税込み73円↓。
10%引きクーポンを使うと
税込み66円になる。
こっちの方が20円も安い。
ポイント還元を考慮すれば更に10円安い。
本商品が(新商品なので)
特売されにくいことと
みたらし団子は週一くらいで
特売されていることを考慮すると、
本商品を定価で買うなら
普通に特売の時に
みたらし団子を2個買った方が
(ボクとしては)良い。
なのでボクには
この商品に対して、
新しい物好きな人が
一度買ってそれでおしまい
っていうビジョンしか
見ることができなかった。
余談
これって同情販促戦略だったりする?
値引きコーナーで
この商品を見つけたとき、
頭の中に
よんわりびきの しんしょうひんが
かって ほしそうに こちらをみている!
かって あげますか?
▶はい
いいえ
っていうイメージが流れて
思わず買ってしまったんだけど、
もしそれが狙いなら
ボクはまんまと
罠にはまったことに
なるんだけど、
実際の所どうなんだろ、、、
奥が深そう
どういう戦略で
売れなさそうな商品(失礼)を
定期的に(更に失礼)発売するんだろう?
既存商品の良さを際立たせるため?
社内の新製品企画部に経験を積ませるため?
わからないけど
一番それっぽい理由は、
何が売れるかなんて
わからないから、
既存の鉄板製品で
ある程度の売り上げを
保てている間に
数撃ちゃ当たる方式で
新製品を出し続けて、
そのどれかが当たって
新たな鉄板製品になればいいな、
って感じなのかな~
誰が「関東風そばだし」だけだと言った?
※これは関東風そばだけを買った時に書いたときの文章。
ちなみに、
本商品には姉妹品に
関西風うどんだしの串だんご
っていうのがある↓。
当然それにも
4割引きシールが
貼られてたんだけど、
なんかもう逆に
買いたくなってきたな(笑)
ってことで後日購入し、
その感想を追記した(6/12)。
まとめ
- 関東風そばだしの串だんごを買って食べた
- 残念ながらボクには魅力を感じることができなかった
- 雑に言うと、同社のみたらし団子の下位互換だった
- 同時発売の姉妹品に「関西風うどんだしの串だんご」がある
- 逆に買ってみたくなってきた
- (以下追記)
- 買って感想を記事に追記した
- 関西風うどんもみたらし団子の下位互換だった
- ただ、関東風そばよりは天かすの食感のインパクトの分、存在意義を感じた
それでは~
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