まさかの2回目。
一回目はこちら↓。
2回目ともなれば
さすがのボクでも
すぐ気がつくぞ(偶然)。
アルファベットチョコ、160g→144gに減量
気づいたのは偶然
お菓子売り場の
アルファベットチョコの
スペースに
たまたま2個しか残りがなかった。
その2個を見比べたら
なんか違和感があったので
裏の重量を比べてみたら、
一方が160g、他方が144gだった。
ちょっと前に
ステルス値上げ(同価格で減量)
したばかりだと
記憶してるんだけど、
またか。
確認したら半年前(告知は1年前)だった。
もうそんなに経ったのか、、、
前バージョン比12.5%の値上げ (前々ver.比は24.6%)
ステルス値上げ(減量)前は
228円で160g→1.425円/g、
ステルス値上げ(減量)後は
228円で144g→1.583円/g
ってことで
11.1%の値上げ。
228円で180g→1.27円/g
の時と比べると24.6%の値上げ。
どうなってんの、これ?
カカオ高騰のニュースが
出てきたのは最近なので、
今回のステルス値上げには
それは反映されてないはず。
ってことは
今後もっと値上がるのか、、、
チョコレート派から
小麦粉バター派に
改宗(?)するときが来たのかも。
昨年末時点でメーカーは発表していた
ここまで
ステルス値上げ
ステルス値上げ
言ってきたけど、
前回もそうだったように、
メーカーは抜き打ちで
減量したわけじゃなくて、
ちゃんと事前(2023/12/9)に
ニュースリリースを出している。
ただ
やはり前回も書いたけど、
ボクの立場からしたら
いきなり減量されてたわけで
(今回はたまたま気づけただけ)、
しばらく気づかずに
いたかもしれないと考えると、
悪質とまでは言わないけど、
もうちょっと何とかならんか、
とは思ってしまう。
“ステルス”の2重の意味
ステルス値上げには
(おそらく)定義がない、
っていうのは
前回も書いたけど、
定義の難しさというか
ややこしさの一つに、
このステルス値上げの
「ストレス」には
2重の意味がある
ということが
挙げられると思う。
以下、
それら2つの意味について。
ステルス①:価格からコスパ低下が判断できない
「ステルス」の意味
ひとつめは
価格据え置きで減量されている
ということ。
つまり
価格からコスパ低下が判断できない
という意味でのステルス。
これがもし
「量据え置きで価格増加」
であれば
ステルス値上げとは
言われないのでは?
だってただの値上げだもん
ステルス②:①の周知が(実質)されていない
2つめの「ステルス」は、
消費者への周知が不充分である
ということ。
つまり
ひとつめのステルスが
「こっそりと」行われている
(ように見えてしまう)
という意味でのステルス。
メーカーHPに
同価格で減量する旨が
予告されて、
それを各メディアが
取り上げたとしても、
それをリアルタイムで
確認できる消費者は
どれくらいいるの?
っていう話。
少なくともボクは
今日実際に
同じ棚の中に
減量前と後の2つが
並んでなければ
気づくのが
かなり後になったと思う。
そして、
気づいて初めて
検索してニュースを知った。
なので
ボクにとって
これは明らかな「ステルス」。
どうすれば「ステルス値上げ」と言われないのか?
じゃあ
どうすれば消費者から
ステルス値上げと言われないのか?
について考えてみる。
思いつく方法は単純で、
以下の2つ。
- 同量で値上げする
- パッケージで予告する
同量で値上げする
要は
値段が変わらないことが
ステルス値上げの根幹なんだから、
量を変えずに
値段を上げれば
それは単なる値上げで、
ステルスなんて
呼ばれるはずがない。
パッケージで予告する
前述の通り、
メーカーが
プレスリリースを出しても
一般消費者がそれを
即時確認することが
ほぼないのが問題なんだから、
商品のパッケージに
同価格で減量する予告を出すのが
消費者への周知という意味で
一番確実だと思う。
こうすれば
同製品を買い続けてる人には
知らせることができるし、
買い続けてない人にとっては
それは最初から
そういう商品なわけだから問題ない。
これなら
ステルス値上げとは呼ばれないはず。
要は
消費者に気付かれないように
こっそりコスパを悪くしている
(ように見える)のが
問題なのであって、
当たり前だけど
堂々と値上げ(減量)すれば
ステルスなんて呼ばれないだろ、
って話。
客が離れなければ「ステルス値上げ」と呼ばれてもいい
メーカーは売ってナンボ
ここまで
ステルス値上げと
呼ばれない方法について
色々書いたけど、
そもそも
メーカーっていうのは
利益を出すのが使命なわけで、
それを実現するために
顧客に対する様々なデータを
持っているはずで、
それらを分析して
使命達成のために
最善の行動を
採っていると思われる。
なので
「いかに客離れさせずに値上げするか?」
に対する正解は、
今やってる
ステルス値上げ手法なんだと思う。
つまり
「ステルス値上げ」と
呼ばれることを
回避するよりも、
「ステルス値上げ」をした方が
売り上げがいい(落ちない)
ということかと。
統計的に判断してるんだろう
おそらくメーカーは
「同量値上げ」と
「同価格減量」では
後者の方が売り上げが落ちない
っていうデータと
同価格減量の
事前周知による
売り上げ増加効果は無い
っていうデータを
既に持ってるんだと思う。
ボクの場合、
前者については
価格イメージに引っ張られない
(チョコの場合)から
統計から外れた客だけど、
後者については
たしかに
事前に告知されたところで
結局同価格で減量されることは
変わらないんだから、
さすがに
「事前告知してくれるだなんて
なんて誠実な企業だ。
コスパに関わらず
この企業の製品を
今後も買い続けよう」
とはならない。
ステルス値上げですが、なにか?
結局、
メーカーからしたら
同価格で減量するのが
売り上げ維持的に正解で、
顧客は
「ステルス値上げが~」
と文句を垂れつつも
買うものは買ってくれるんだから
ギャーギャー言わせとけばいい
ってことなんだろう。
ってことで
ギャーギャー言ってみました。
というか
今回のチョコの場合、
ステルス値上げされても
まだコスパが一番いい
チョコであることは
変わらないんだけどね。
まとめ
- アルファベットチョコがまたステルス値上げされてた(前ver.比12.5%)
- 昨年末時点でメーカーは発表していたけど、ボクは気づかなかった(それ故のステルス)
- ステルスの意味について考えた
- ステルスと言われない方法について考えた
- 結局メーカー的には「ストレス値上げ」が一番儲かるんだろう
- 今回の値上げ(減量)決定後に、カカオ高騰の追撃が来た
- これはチョコ派から小麦粉&バター派へ移行する時が来たか?
あ~、
「ステルス」が
ゲシュタルト崩壊してきた。
それでは~
コメント