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【節電】電気代節約作戦【2022夏】

〇お金
〇お金

電力会社をグランデータから
中部電力ミライズ(以下、ミライズ)に
乗り換えたことにより、
使用した電力の細かなデータを
知ることができるようになりました。

そうなると考えることはひとつ。

そう、電気代の節約です。

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まずは本末転倒を防止する(目的確認)

具体的に電気代節約の案を考える前に、
目的をはっきりさせておきます。

そうしないと
「電気代を減らすことに集中するあまり、
他の出費や手間、快適性が犠牲になる」
みたいな迷走をしかねません。

...在職時代のボクに
聞かせてあげたい言葉ですね。

ということで目的は
「QOLを下げずに全体の出費を減らすこと」
とします。

要するに、
電気代が節約できたとしても

  • 全体の出費が恒久的に増えたり
  • 割の合わない労力が生じたり

するようであれば、
そんな節約はしないということです。

ちなみに
「QOLを下げずに幸せに暮らす」
というのが
当ブログ(というか退職後のボク)の
メインコンセプトだったりします。

家電の電力使用割合から、減らすべき家電を絞り込む → 冷蔵庫

ミライズのマイページでは、
月ごとの「家電の電力使用割合」
見ることができます。

すごいですよね。

ちなみにミライズのマイページで
見ることのできる他の情報の一部は
こちらの記事に書きました。

ボクの7月の家電の電力使用状況は
以下の通りでした↓。

割合の算出方法は「『当社が独自に算定した計算ロジック』による」とのこと。
家電の使用割合(2022年7月)
  • 冷蔵庫 :73%
  • 照明  :10%
  • 待機電力:9%
  • 調理家電:5%
  • その他 :3%

・・・いろいろと
ボクの体感とは異なる値が
飛び交っているのですが、
この結果を疑っても仕方がないので
これを正として進めます。

なので
使用割合の大きな冷蔵庫から
節電方法を考えていきます。

冷蔵庫の節電方法

冷蔵庫の節電方法をググると
いろいろ細かなことが書かれていましたが、
大きく分けると

  1. 庫内の冷気を逃がさないこと
  2. 冷却機構が発する熱を逃がすこと

の2つでした。

言われてみれば当たり前ですね。

そんな中勉強になったのは、

  • 冷蔵室はスカスカの方が良く
  • 冷凍室はパンパンの方が良い

ということです。

冷蔵室は冷気の流れを
妨げないように間隔を空けて
入れた方が良く、
冷凍室は凍ったモノが
保冷剤としてはたらく
ため
詰めて入れた方が良いらしいです。

なるほど~。

ボクの現在の冷蔵庫は
冷蔵室のモノの配置がいい加減なため、
冷気の流れを意識して
配置し直そうと思います。

一方、冷凍室は
「空になったら買い出しに行って
満タンにする」という運用なので、
常時高充填率を保つのは難しいです。

それ以外はだいたい対策済みなので、
なんだか節約効果は低そうです。。。

稼働率を減らす方向でも対策したい

上述の冷蔵庫の節電は
電力効率改善策であり、
冷蔵庫が常時稼働していることには
変わりありません。

ひとつくらい稼働率を下げる対策を
立ててみたい
ので、
日ごと、時間ごとの電力使用量のグラフから
電気代節約できそうなものを見ていきます。

日ごと、時間ごとの電力使用量を確認する → 乾燥機

ミライズのマイページでは、
日ごと、時間ごとの電力使用量
見ることができます。

すごいですよね。

日ごとの使用量のグラフを示します↓。

わかりやすく洗濯乾燥機の稼働日の電力使用が多い

電力使用が多い日が3日ありますが、
これらはいずれも
洗濯乾燥機を動かした日です。

もう少し細かく見るために、

  • 洗濯乾燥機を動かした日
  • 洗濯機だけを動かした日

時間ごとの電力使用量を示します↓。

上が洗濯乾燥、下が洗濯の使用電力。乾燥機の消費電力量がだいたい1.4kWhということがわかる

グラフより

  • 洗濯乾燥の消費電力量:1.7kWh
  • 洗濯の消費電力量  :0.3kWh
           ↓
  • 乾燥の消費電力量  :1.4kWh

ということがわかります。

日ごとの使用量のグラフから、
洗濯乾燥機を使わない日の電力使用量は
だいたい2.5kWhくらい
です。

つまり乾燥機の電力量は、
乾燥機を使わない日の1日の電力量の
半分以上を占めていることになります。
(1.4kWh/2.5kWh=0.56→56%)

これを減らしたら、
結構電気代減りますよね?

減らしましょう。

乾燥機の稼働率を下げる方法 → 普通に干す

Q:
乾燥機の稼働率を減らすには
どうすればよいか?
ただし洗濯頻度(週1回)は
変えないものとします。

A:
普通に干せばよい。

ということで普通に干すことを検討します。

普通に干すために必要なモノとその有無は

  • 物干し竿 → ある
  • ハンガー → ある
  • 洗濯ばさみが沢山ついたやつ → ない

です。

なので、

洗濯ばさみが沢山ついたやつの値段

乾燥機をN回非稼働にした時の節約額
より安くなれば、
長い目で見たときに
全体の出費が減る

ことになります。

ここで出てきた「N回」については
後で触れます。

コスト試算してみる → 26回以上非稼働なら目的達成できる

まず
乾燥機を1回稼働するときにかかる
電気代を計算します。

現在の電気単価は28円/kWhです。
(燃料費調整額、再エネ発電促進賦課金を含む)

1回の乾燥に使う電力量は1.4kWhなので、
1回の乾燥にかかるコストは

1.4kWh/回×28円/kWh=39.2円/回

です。

次に
洗濯ばさみが沢山ついたやつの値段ですが、
これは適当に1,000円とします。

1000円÷39.2円/回=25.5回→26回

なので、
26回乾燥機を非稼働にすれば
洗濯ばさみが沢山ついたやつをペイできる
ことになります。

(上述のN回=26回ということ)

乾燥機の非稼働回数が27回目以降になると
全体の出費が現在よりも減っていき、
冒頭の目的を達成できることになります。

実際には洗濯ばさみが沢山ついたやつの
値段は1,000円ではないでしょうし、
電気単価は変動するので
計算通りとは行かないでしょうが、
少なくとも
乾燥機を非稼働にすることで総合的に損する
という事態にはならなさそうです。

なお、
洗濯物を干す手間はボクのQOLを下げない
という前提です。

過去数年間、
洗濯物を干していた経験があるので
この見立てが正しいものだと信じています。

おまけ:乾燥機の効率を上げる方法 → 乾いたバスタオルを入れる?

ググっていたら、
こんな記事を見つけました。

要するに
あらかじめ乾燥しているものを
洗濯物に混ぜることで水分密度を減らし
乾燥時間を短縮する(乾燥効率を上げる)
ということらしいです。

なるほど~

この記事にある本の著者の本が
図書館にあったら借りて読んでみようと
思いました。
→あったので近いうちに読みます。

まとめ

  • 電力使用状況が細かくわかるようになったので、電気代を減らしたくなった
  • まずは電力使用率70%超え?の冷蔵庫の節電対策を調査した
  • 効果的な対策は無さそうだった
  • 次に電力消費が大きい乾燥機の非稼動化を検討した
  • 1回非稼働にすると39円節約できる計算だった
  • これは干す手間や道具の費用を考慮しても、効果のある対策になりそう

来月のミライズのマイページを見るのが
今から楽しみになってきました。

こんな些細なことを楽しみにできる
今の生活が大好きです。

あー退職して良かった!

それでは~

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